2ヶ月に1度来る水道の検針員の方から
今回かなり使用量が多いので
どこか漏水している可能性がある、
と言われた。

家中どこも使っていないはずなのに
メーターは僅かだが動いている。

10年ほど前にも漏水で修理してもらった経験がある。
その水道屋さんの仕事ぶりが非常にプロフェッショナルで
感動的だったので、早速そこに電話してみてもらう。

ところが、室内も戸外も漏れている箇所が見つからない。
僅かにメータが回転しているので、ごく僅かに漏れている
形跡はあるとのこと。

もう半世紀近く前に亡父が建てた家なので
アチラコチラにガタが来ていることは否定できない。(^_^;)

漏れた箇所を見つけるのは面倒なので、
いっそ新しい水道管を引き直してもらうことにしよう、
と、母が言い出す。

見積もりを依頼すると18万程度だという。
その程度ならやってもらおう、と話が一気にまとまる。
次の日から早速作業開始。

穴を掘って、細い水道管を埋めて土をかぶせる。
その作業をひたすら繰り返す。
たった3日で作業完了。
その間、普通に水道は使える。
新しい水道管に移行する2-3時間だけ断水状態になる。
それ以外は全く通常生活。

掘り返した土も綺麗に直して、掘り起こした形跡が全くない。
今回も見事なお手並み。

家庭の水道管を引き直すなんて、個別特殊的な事例は
どんなにIT化が進んでも、ロボットでは決してできない。

こうした腕の確かな職人さんの仕事は決して無くなることはないだろう。