2007年02月09日

薄闇シルエット 2

私は46歳の男。結婚13年で子ども1人。
37歳で独身の女性の主人公ハナとは
置かれている環境が大きく異なる。
それ以上に男女の違いだろうか。

この主人公ハナに共感が全くできない。
感動もしない。違和感100%。
全くわからないといった方がいい。

試行錯誤しながら自分探し(?)をしている独身女性と
いうのはこういうものなのでしょうか。

「違うなぁ〜」「全く的はずれだなぁ〜」
とブツブツいいながら読み進めた。

古着屋から布絵本へと世界を拡げるも
今一歩満足しきれない。
何かが違う、と彼女は感じている。

最後には、失敗してもまたイチから
歩きだそう・・・
みたいな余韻を持たせていますが、
私に言わせれば今のままのハナでは
きっとどんな新たなビジネスを展開しても
心の充足は決して得られないでしょう。

それは外側の問題ではなく、
自分自身の内なる問題だから。

目の前にハナがいたら、私は彼女に
こういうだろう。
==============================
結局、君は自分のことだけなんだよ。
自分を満足させることに集中している限り
決して幸せにはなれないよ。

幸せはどこにあるか知ってるかい?

「あなたがいてくれてよかった。ありがとう」
といってもらえること。

人から「感謝されること」「喜ばれること」
が人間の最大の喜びなんだよ。

一度それを味わってしまったら
もうほかの何物にも替えられないよ。

まずは「感謝」なさい。
君は日常会話に「ありがとう」が
全く出てこないよね。
人は自分が与えたものしか受け取れないんだ。
自分が感謝しないから、人からも感謝を受け取れない。
単純なことだよ。
=============================
説教臭いオヤジの独り言でした。<(_ _)>

全く疲れる作品だった。
それでもここまでおじさんを熱く語らせてしまう
という意味では「スゴイ」作品なのかもしれない。f(^ー^;



  • 著:角田 光代
  • 出版社:角川書店
  • 定価:1470円(税込み)
薄闇シルエット
livedoor BOOKSで購入
書評データ




edge7 at 19:20コメント(2)トラックバック(0) この記事をクリップ!
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コメント一覧

1. Posted by つぶ庵   2007年02月10日 08:37
とがさんも今回はハズレのようでしたね。
タイトルと出版社からの商品説明だけを
頼りに選ぶので、こんな事もありますね。

タイトルと外装で本を選ぶ人がかなりいるので、
タイトル付けは本を売るためにとても重要だそうです。
私もその中の1人なので、
よくタイトルにだまされます。(爆)


2. Posted by 本宮とが   2007年02月10日 09:49
確かに「外装」とてもイイです。
女性好みでカワイイです。

ただ、オヤジは中の文章読むので
外装読むわけでないので・・・
ひらがな・カタカナが多いのも辟易。(^_^;;
すべてにおいて選択ミスと言うことですな。

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