2007年02月24日
匂いをかがれる かぐや姫 〜日本昔話 Remix〜
日本人なら誰でも知っている昔話三話を「英語翻訳ソフト」で翻訳し、
今度は逆にその英語を「日本語翻訳ソフト」で翻訳し直す。
果たしてそれが最初の昔話に戻るかどうか、
という壮大な試み。
「かぐや姫」を「As soon as it smelled,princess」と訳すのは
「かぐや」を「かぐやいなや」と分析してるって事!?
翻訳ソフトの限界が見える。
昔、中学生に英語を教えている時に
「彼はテニスをしているところです」
という英作文を出題した。
一人の生徒が言った。
「先生、この『しているところ』は"place"でいいですか?」
あの時の「ショック」と新鮮な「オドロキ」が蘇ってきた。
IT業界はハードもソフトも10年前と比べたら
格段の進歩をとげているのに、「翻訳ソフト」
だけは、未だ最低限の用途にしか使い物にならない。
それほど「人間の言語」とは奥深いモノ。
本書は「1.原文」−「2.翻訳英文」−「3.翻訳日本文」
の3つの部分から構成されており、
2と3は並列して書かれていたのだが
1.原文が前ページに分かれて配置されている。
原文の挿絵は本来の物語をモノクロで忠実に再現し、
2-3は新たにうまれた物語をカラーの挿絵でシュールに描く。
この挿絵の奇抜さがまたおもしろさを一層際だたせる。
こうした構成からは仕方のないことであろうが
ある単語が原文ではどう表現されているのかを
ついつい興味が湧いて、
何度もページをめくり返さなくてはならなかった。
それがちょっと面倒。
が、何も考えずに1時間ほど、時間を潰すのには
もってこいの作品。
疲れた頭を癒すのにはちょうどよい。
「本が好き!」プロジェクト今年9冊目の参加作品。
私の中では★★(T.T)
これで今年に入っての通算成績は
5勝3敗1分。

匂いをかがれる かぐや姫 〜日本昔話 Remix〜
書誌データ / 書評を書く


今度は逆にその英語を「日本語翻訳ソフト」で翻訳し直す。
果たしてそれが最初の昔話に戻るかどうか、
という壮大な試み。
「かぐや姫」を「As soon as it smelled,princess」と訳すのは
「かぐや」を「かぐやいなや」と分析してるって事!?
翻訳ソフトの限界が見える。
昔、中学生に英語を教えている時に
「彼はテニスをしているところです」
という英作文を出題した。
一人の生徒が言った。
「先生、この『しているところ』は"place"でいいですか?」
あの時の「ショック」と新鮮な「オドロキ」が蘇ってきた。
IT業界はハードもソフトも10年前と比べたら
格段の進歩をとげているのに、「翻訳ソフト」
だけは、未だ最低限の用途にしか使い物にならない。
それほど「人間の言語」とは奥深いモノ。
本書は「1.原文」−「2.翻訳英文」−「3.翻訳日本文」
の3つの部分から構成されており、
2と3は並列して書かれていたのだが
1.原文が前ページに分かれて配置されている。
原文の挿絵は本来の物語をモノクロで忠実に再現し、
2-3は新たにうまれた物語をカラーの挿絵でシュールに描く。
この挿絵の奇抜さがまたおもしろさを一層際だたせる。
こうした構成からは仕方のないことであろうが
ある単語が原文ではどう表現されているのかを
ついつい興味が湧いて、
何度もページをめくり返さなくてはならなかった。
それがちょっと面倒。
が、何も考えずに1時間ほど、時間を潰すのには
もってこいの作品。
疲れた頭を癒すのにはちょうどよい。
「本が好き!」プロジェクト今年9冊目の参加作品。
私の中では★★(T.T)
これで今年に入っての通算成績は
5勝3敗1分。

匂いをかがれる かぐや姫 〜日本昔話 Remix〜
- 著:原 倫太郎、原 游
- 出版社:マガジンハウス
- 定価:1000円
書誌データ / 書評を書く

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コメント一覧
1. Posted by つぶ庵 2007年02月25日 09:19
とがさん、おはようございます。
3連敗ですか。
でも今回の書は書評を読んだ限りだと、
内容的には、私好みのような気がします。
私はこういう馬鹿らしい試みが
結構好きだったりして・・・(笑)
次の書に期待ですね。
3連敗ですか。
でも今回の書は書評を読んだ限りだと、
内容的には、私好みのような気がします。
私はこういう馬鹿らしい試みが
結構好きだったりして・・・(笑)
次の書に期待ですね。
2. Posted by 本宮とが 2007年02月25日 16:58
つぶ庵さん、こんにちは。
ちょっと重い本を続けて読んだ後に依頼した本だけに
趣かえて、気分を変えようと思いましたが
とんでもないことになりました。
気分転換どころか大変な苦痛でした。
私はやはり感動モノが性に合っているようです。
もう1シリーズ献本が届いていますが
これは「感動モノ」らしいので、
久しぶりに「(^^)V」マークが出てくれる
ものと期待しています。
ちょっと重い本を続けて読んだ後に依頼した本だけに
趣かえて、気分を変えようと思いましたが
とんでもないことになりました。
気分転換どころか大変な苦痛でした。
私はやはり感動モノが性に合っているようです。
もう1シリーズ献本が届いていますが
これは「感動モノ」らしいので、
久しぶりに「(^^)V」マークが出てくれる
ものと期待しています。
