2007年03月02日

神童(全3巻) 4

「本が好き!」プロジェクト参加作品

「文は人なり」といわれる。
それと同じように「音も人なり」といえるだろう。

たとえば、テーブルに物を置く時にどんな音をだすかで
その人の性格の一端を推し量ることができるだろう。

また一度も会ったことのない人でも、
電話口で1分も話せば、そこはかとなく
相手の人柄が感じられるもの。

無意識の行動においてすらこうなのだがら
意識して弾くピアノの音に
演奏者の人格が表現されないはずはない。

私自身30歳の時に数年間だけピアノを習った経験がある。
安価だがピアノも買った。
むろん、モノにならなかった。(笑)
が、ピアノには人並み以上に興味はある。
自分では弾けないが、多少なりとも聴く耳はある。

小鳥がともにさえずり、風がながれるピアノの音流は
確かに存在する。妖精がうれしくなって踊り出すような音色が。
たとえば、「Whispers of Fairies」。

文字を読んでいて音が流れているような
不思議な快感を味わうことができた。
音楽好き、特にピアノ好きには心地よい一冊。

聴力を失った「うた」(主人公)が
「すべてのものには振動があり」
「声を出してはねかえってくる振動を顔でうける」(vol.3 P.270)
と言った時、先日テレビで見た聴力を持たない人々の「千手観音」の
美技の秘密の一端がわかったような気がした。

「本が好き!」プロジェクト今年10冊目の参加作品。
私の中では★★★★☆
久しぶりのクリーンヒット\(^O^)/
本年度戦績:6勝3敗1分



神童
  • 著:さそうあきら
  • 出版社:双葉社
  • 定価:600円
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edge7 at 19:21コメント(2)トラックバック(0) この記事をクリップ!
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コメント一覧

1. Posted by つぶ庵   2007年03月03日 07:10
とがさん、おはようございます。

ついに連敗脱出ですか!
「ひまわりのかっちゃん」も控えていることだし、
連勝パターンに変わるといいですね。

「のだめカンタービレ」はテレビでドラマ化され、
たちまち人気になりました。
「神童」は映画化されるんですね。

神童も音楽が主体みたいですが、
音を伝えることができない本の中で、
どのように表現しているか興味があります。

私も読みたかったんですが、
ちょっと出遅れてしまい、逃してしまいました。

「Whispers of Fairies」は
私も、かみさんもとても気に入っています。
とがさんに教えていただき、
本当に感謝している次第です。
2. Posted by 本宮とが   2007年03月03日 07:31
つぶ庵さん、おはようございます。

> ついに連敗脱出ですか!

そうなんです。
やっとです。
もう変な気分転換は考えず、
ど真ん中の直球のみを狙って行きます。
クサイ玉に手を出して、凡打の山を
築くのはもうご免です。(笑)

> 「Whispers of Fairies」は
> 私も、かみさんもとても気に入っています。

喜んでいただけでよかったです。(^∀^*)
今度彼女は国立でコンサートやるみたいですよ。
私も近かったら行きたいのですが・・・
http://minnanoko.blog78.fc2.com/blog-entry-41.html

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