NPOとNGOとの相違をご存じだろうか。
非営利であり、非政府であるという意味では両者は共通だが、
力点の置き方が微妙に異なる。
「民間団体の中で、
営利目的ではなく社会的な事業を行っているもの」
という、非営利性を強調した表現がNPO
「社会的な非営利事業の中で、
行政ではなく市民によって行われているもの」
という、非政府性を強調した表現がNGO
だそうある。(Wikipediaより)

が、私の中ではどちらも相当胡散臭い、
というのは正直なところ。
それはこんな記事からも。↓↓↓
北朝鮮支援NGO代表 裏の顔は「カネまみれ」

ところで本書。
筆者は1959年、北海道生まれ。
20代前半にバイクでサハラ砂漠とオーストラリアの砂漠を走破。
1985年より2年間、NGOの一員としてソマリアの難民キャンプで活動する。
1987年、オーストラリアの砂で植林活動とナラボー平原を徒歩で横断。
1997年、週刊金曜日第1回ルポルタージュ大賞報告文学賞受賞。

やられた。
週刊金曜日」一派か!?

>私たちの貯金は戦争や環境破壊といった不幸な使われ方を
>して「世のため」「人のため」になっていない、
という。

>それは貯金によって集められたお金はアメリカ国債の
>購入資金として使われ、アメリカの戦争資金として
>使われるから。
・・・

う〜〜〜ん、そういう使い方だけではないと思うんですが・・・
それにそういう使い方をしても資本主義ですから
それはそれでありというのが私の立場。

色々問題はあるでしょうが、そういうことを
一切許さない一党独裁の社会主義よりマシだ、
ということ。

>高速道路料金は高い

と文句いっているが、私の場合、高速ができてくれたおかげで
通勤時間が半分に短縮されたし、名古屋圏の高速道路は非常に
整備され、ほとんどのところが高速道路で通えるようになって
ものすごくありがたい。

「本来、『無料』のはずだ」というのが彼らの主張だが
有料でも高速道路がない時より遙かに快適だ、というのが
実際に生活している者の率直な感想である。

100点満点で点数をつければ、人間もその社会も
せいぜい60点くらいのもの。40点程のマイナスがある。
その時に「+60」のほうに視点を向けるか
「-40」に重点を置くかで見える世界はがらりと変わる。

この作者(「週刊金曜日」派)は、「-40」に光を当て
「こんなに悪い」「こんなに汚い」と現行システムの
悪い側面をトコトン追及する。
それはそれでもちろん意味がある。
監視する人も必要でしょうから。
ただ私は光の方を懸命に探す人間なので
所詮「水と油」
決して混ざり合うことがない。

本書に戻る。
初めに現在行われている銀行や郵便局の「貯金」を徹底的に否定。
では何がよいのか?
筆者曰く・・・NPOバンク。
「未来バンク」
「女性・市民信用組合説準備会」
「北海道NPOバンク」
「ap bank」
「東京コミュニティパワーバンク」等々

NPOバンクの融資には担保は不要。
担保はいわば本人の「信用」のみ、という。
「貸してくれる人」=「応援してくれる人」なので
何が何でも返そうという緊張感が働いて焦げ付きが
ほとんどない・・・
そうだ。
┐(´〜`)┌

「担保は本人の信用のみ」なんて臆面もなく
主張されるとこちらが恥ずかしくなる。
それほど世の中単純ではないでしょう。
私は借りる気も預金する気もないので、
どちらでもいいですが・・・。

さすがに「週刊金曜日第1回ルポルタージュ大賞報告文学賞受賞」
の筆者だけに、
国家=悪 市民=善
の構図が散見され、読後感は最悪。
不愉快極まりない。

そちらの方の活動が好きな方だけお読み下さい。
私の中では文句なく本年度ワースト1候補作品。

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「本が好き!」プロジェクト本年度12冊目の参加作品。
評価:★☆☆☆☆
本年度戦績:7勝4敗1分
三球三振(q`0´p)ブー (q`0´p)ブー (q`0´p)ブー!!
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「新しい貯金」で幸せになる方法
  • 著:樫田秀樹
  • 出版社:築地書館
  • 定価:1575円
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