2007年09月13日

病気になる人、ならない人 5


病気になる人、ならない人
Amazonで購入
livedoor BOOKS
書評/健康・医学


私の義母は4ヶ月前に「癌」の末期であることを宣言された。
現代医学では手の施しようがない、という医者からの宣告。
義母自身と娘(私の嫁と義妹)の3人がそれを聞き、
義母は人目を憚らずに号泣したという。

実質的にもう医者から「治せません」と宣言された以上
失うものは何もないので、ぜひ正観さんの本でも読んで
「がんを受け入れ」、「感謝する」人生に転換できるかも
と、私はわずかな期待に賭けた。

「プラスの言葉をいつも発すること」
「感謝して、何事も受け入れるといいよ」等々、
嫁がそれとなく伝えた。

しかし、「新興宗教みたいでこわいねぇ」と
受け入れてもらえなかった。
ほんのイントロのイントロ程度の情報で
これほどの拒絶反応をされてはもうおてあげ。(^_^;
義母は無神論者で、神も、霊も、来世も
全く信じていなかった。

3日前、義母は残念ながら逝去した。

もしもあのとき、一人さんや正観さんの本ではなく
本書のような現役バリバリの医師自らが
病気の原因は「心のもち方にある」と宣言し
数々の症例と共に癌を克服した人の話を紹介していたら
義母は受け入れてくれたかもしれない。
そう思うと残念でならない

内容的には正観さんや一人さんの本にすべて書かれている
ことで、特にこれと言って新しい情報はない。
私としては正観さんの主張の正当性を裏書きしてくれたな、
という程度。

ただ、
無宗教で、霊の存在は信じない、「現実主義」な方。
一人さんや正観さんの本を胡散臭いと感じるような方。
「西洋医学万能」を信じて疑わない方。
このような方が病気になったとき、
ほんのちょっと「視点」を変えるのには、
本書は非常に効果的。
現役の医師が書かれていることなので説得力は抜群。
いわば「医学書」の装丁をした「人生論」といってよいだろう。





edge7 at 21:41コメント(4)トラックバック(0) この記事をクリップ!
ライブドア | 

トラックバックURL

コメント一覧

1. Posted by つぶ庵   2007年09月14日 05:44
とがさん、おはようございます。

とがさんも読まれましたか!
私は今回残念ながら(?)本書を購入してしまいましたが、
購入してでも読むのに値する本ですよね。
私は本書の著者土橋重隆先生や、
遺伝子の権威村上和雄先生の考え方はとても好きです。
西洋医学もどうやら限界に近付いているようですね。
遺伝子レベルで病気を治せたとしても、
また新たな病気が生まれてくることは、
何となくわかりますから。
病気になる根本の原因を取りのぞかない限り、
新たなる違う病として現われてきますからね。

>いわば「医学書」の装丁をした「人生論」といってよいだろう。
真髄をついたうまいまとめ方です。
2. Posted by 本宮とが   2007年09月14日 06:19
つぶ庵さん、おはようございます。

献本を申し込もうか迷っていましたが
つぶ庵さんの書評を読んで、
申し込む決心がつきました。
実際読んでよかったです。(^o^)

内容はほぼ予想通りでしたが、
こういう視点をもっていない人には
本書はとても新鮮かもしれません。

それを現役の医師が書かれていることが
とても意義深いことだと思います。
3. Posted by りばびれじ   2007年09月14日 17:24
11年前、父の余命10ヶ月と宣告された母と私。
父には告知はしませんでした。

担当医には、「治療方法はない。
できるとすれば、本人の気休めのための
治療のみ」と宣告されました。

当時の私は、担当医の言葉を受け入れる
ことができず、いろいろな本を読みました。

最終的に行き着いたのが「こころの持ち方」

当時流行っていた「脳内革命」を
父のお見舞いに持って行ったのですが、
その夜、母からすごい勢いで怒りの
電話が入りました。

確か中身には
「例え癌でも脳内革命で変わる」
というような内容もあったのですが、
それを読んで「俺は癌か?」と母に
聞いたという父。

「あなたは何を考えているの?!
あんな変な本を持ってこないで!!
お父さんのことは、ちゃんと私が
するので構わないで!!」と・・・・

確かに私の心配りも足りなかったと
思いますが、あの1年は、本当に
多くのことを学んだ1年でした。
4. Posted by 本宮とが   2007年09月14日 20:32
りばさん、こんにちは。

そうですか!?
りばさんは11年前にすでに
この苦労を経験なされたのですね。
しかも余命10ヶ月というのは非常に微妙。

もちろん長いにこしたことないのですが
その間のまわりの看病する側のことを
考えるとわずか4ヶ月かそこらで
これほどの体力的・精神的苦労なのに
1年ちかくもこれが続き、それを経験
されたかとおもうと、その苦悩は察するに
余りあるものです。

あなたの「たましい力」の高さの秘密の
一端がわかったような気がします。

本書にもありましたが、癌は
「まじめで几帳面なガンコ者」がなるようです。
義母はまさにドンピシャあてはまります。

くれぐれも「マジメ」過ぎませんように。
誰かさんのメルアド如く「ケ・セラ・セラ」と
まいりましょう!(^o^)

コメントする

名前
URL
 
  絵文字
 
 
プロフィール
日記

読書ノート

最新コメント
ボイスレコーダー (本宮とが)
ボイスレコーダー (まっきーまっきー)
ボイスレコーダー (本宮とが)
残念(×_×;) (本宮とが)
残念(×_×;) (つぶ庵)
月別
カテゴリー別
コラブロ
PR

忍者ツール1