天国で君に逢えたら
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書評/国内純文学


題名が余りに「ベタ」である。(笑)
それで「本が好き!」での献本を知っても
すぐには申し込む気になれなかった。

この夏、義母が「癌」で他界したのを機に
ふと本書を読んでみたくなった。

しかし・・・

何かが違う。
「抗ガン剤」「手術」「放射線治療」「がんセンター」
数ヶ月間あれほど聞き飽きるほど聞いた言葉なのに。

39歳の男性と62歳の女性では、
その死を取り囲む環境が余りに異なるからだろうか。
義母の死が小説の中の風景に投影できない。

むろん、共感できる言葉はいくつかあった。
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結局自分が死んでからも残るものって、
”人に与えたもの”それだけだ。
その中でも大事なことは
”目に見えないもの”だって
いうことに気がついたんだ。
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ただストーリー全体を貫く「明るすぎる」
小説空間にどうしても違和感を覚えた。
「手紙屋」のプロットもどうも腑に落ちない。

個人的には、このような「小説」という形でなく、
「ノンフィクション」として描いて欲しかった。

個人的には☆3つ
最初の直感が残念ながら当たってしまった作品。