
運命におまかせ
- 講談社
- 1500円
書評/ライフスタイル

山籠もりもせず、滝に打たれることもなく
市井において仙人になる方法を説いた本。
いわゆる自己啓発本やセミナーで勧めるのと
正反対のベクトルを指針する。
・人に親切をするのは止めよう
・反省しない
・家庭ではポジティブにならない
・相手を諦める
・自分を諦める
・自分磨きは、もう止めよう 等々。
根底に「運命はすべて決まっている」という思想がある。
私という存在は「原因」でなく「結果」である。
だから「自分を成長させる」という発想は
「今の自分を否定する」事になるので無意味。
そのまま全部を受け入れてしまえばよい、
という事になる。
無意識のうちに自分にノルマを課してがんじがらめに
してしまいそうになる自分にはちょうどよい歯止めにはなる。
ブレイン・ストーミングとしてちょうど良い。
ただ、これまで私が持っている知識とは異なる情報、
たとえば
・子供は親を選んで生まれてくるのではない
・カルマはない
・自殺しても普通に死んでも同じ
と書かれている点はちょっと?かな。
情報の取捨選択の必要を感じた。
その点でマイナス1して、★×4
全体として、確かに心は軽くなるので
その点は私は評価するが、
この手の不思議な本を読み慣れている私でも
ちょっと鼻白んでしまう箇所がいくつかあった。
読み手によって評価が二分されることが必至だろう。

「運命におまかせ」、読まれましたか!
やはりとがさんもこの本が気になっていたんですね。
私も「本が好き」プロジェクトからのメールで、
献本が受けられることを知り、
締め切り前までに申し込んでおこうと後回しにしてしまったら、
見事に申し込むのを忘れてしまいした。
気がついた時には申込の受付は終わってましってたので、
諦めていました。
でも人気が無いのか、オープンで献本可能だったので、
土曜日に申し込んだところです。
>この手の不思議な本を読み慣れている私でも
>ちょっと鼻白んでしまう箇所がいくつかあった。
やはりそうですか。
実は前々作の
「運命を変える未来からの情報」を読んだのですが、
胡散臭い部分がかなりありました。
でもとがさんが星4ということは、
それでも読むに値するということですね。
献本を楽しみに待ちます。