書名の通り、ネットで古本屋をされている方の体験記。
ネット書店開設から日常の業務一般を日記風に描いている。
いわば、私の同業者。σ(^◇^;)
ぼくはオンライン古本屋のおやじさん
著者:北尾 トロ
販売元:風塵社
発売日:2000-10
おすすめ度:
クチコミを見る
せどり業に向いている人の資質を3点挙げている。(P.27)
1.本が好きで本に囲まれる生活が嫌でないこと
2.読書家であっても蒐集家でないこと
3.派手好きでないこと
確かに。(^_^)
せどり業者の特徴をよく言い当てていると思う。
好きな本が読めて、
それを自分の付けた値段でヒトサマが買ってくれて、
それで感謝される。
一粒で3度も楽しめる。
こんなおいしい仕事はそうそう世の中に
転がっていないと思う。
これで生活するとなると、相当大変だと思うが
副業と割り切れば、本好きな人にとっては、
最高の副業と言えると思う。
ただし。。。。
本書がこれからせどりを始める人にとっての
手引き書となるかと言えば、
残念ながら「No」と言わざるを得ない。
その理由はひとつ。
情報が古すぎること。(^_^;)
この本が書かれたのは2000年。
著者は自分でホームページを作り、
仕入れた本のリストをホームページに載せ、注文を待つ。
一日2回ダイヤルアップでネットに繋ぎ、
メールをチェックし、注文を受けたら、
郵便局の振込書を同封して購入者に送る。
こんな作業を毎日繰り返しているが、
今どきこんなのどかな(?)せどり業者はいないだろう。
時代は2002年から劇的に変化した。
なぜなら・・・
アマゾンマーケットプレイスが登場したから。
そこからネットの書籍販売は劇的な変化を遂げる。
今やアマゾンを抜きにして、書籍販売は
新刊本も古本も考えられないだろう。
私がせどりをスタートするのが2004年。
今から5年前。
当時でさえ、ネットはすでに常時接続が一般的だったし、
アマゾンの出品は、自分で一からホームページを
作るより断然ラクチン。
代金の受取もすべてカードを介してアマゾンが
代行してくれるので、一番面倒な代金の受取の
手間を考えなくていい。
その分、アマゾンの手数料の高さを「ぼったくり」と
表現する同業者もいるが、私は仕方ない、と
割り切っている。
まっ、それはともかく。(^_^;)
以上のように、せどりを取り巻く環境は
本書が書かれた時代とは格段の違いがあり、
とても参考にはならない。
ただ「せどり」という仕事のもつ「マッタリ」とした
地味な空気感はとてもよく伝わっている。
仕入れに行って、それを出品し、
それがいつかわからないある時に
ひょっこり売れた時の予定外のタナボタ的充足感は、
当時も今も全く変わらないせどりの醍醐味。
そのあたりのワクワク感はとてもよく伝わっている。
せどりの具体的な方法論でなく、
せどりという仕事のもつ雰囲気を感じるのに
最適の一冊。その点に絞って読むのが正解。
2009年度ブックレビュー#35
ネット書店開設から日常の業務一般を日記風に描いている。
いわば、私の同業者。σ(^◇^;)
ぼくはオンライン古本屋のおやじさん著者:北尾 トロ
販売元:風塵社
発売日:2000-10
おすすめ度:
クチコミを見る
せどり業に向いている人の資質を3点挙げている。(P.27)
1.本が好きで本に囲まれる生活が嫌でないこと
2.読書家であっても蒐集家でないこと
3.派手好きでないこと
確かに。(^_^)
せどり業者の特徴をよく言い当てていると思う。
好きな本が読めて、
それを自分の付けた値段でヒトサマが買ってくれて、
それで感謝される。
一粒で3度も楽しめる。
こんなおいしい仕事はそうそう世の中に
転がっていないと思う。
これで生活するとなると、相当大変だと思うが
副業と割り切れば、本好きな人にとっては、
最高の副業と言えると思う。
ただし。。。。
本書がこれからせどりを始める人にとっての
手引き書となるかと言えば、
残念ながら「No」と言わざるを得ない。
その理由はひとつ。
情報が古すぎること。(^_^;)
この本が書かれたのは2000年。
著者は自分でホームページを作り、
仕入れた本のリストをホームページに載せ、注文を待つ。
一日2回ダイヤルアップでネットに繋ぎ、
メールをチェックし、注文を受けたら、
郵便局の振込書を同封して購入者に送る。
こんな作業を毎日繰り返しているが、
今どきこんなのどかな(?)せどり業者はいないだろう。
時代は2002年から劇的に変化した。
なぜなら・・・
アマゾンマーケットプレイスが登場したから。
そこからネットの書籍販売は劇的な変化を遂げる。
今やアマゾンを抜きにして、書籍販売は
新刊本も古本も考えられないだろう。
私がせどりをスタートするのが2004年。
今から5年前。
当時でさえ、ネットはすでに常時接続が一般的だったし、
アマゾンの出品は、自分で一からホームページを
作るより断然ラクチン。
代金の受取もすべてカードを介してアマゾンが
代行してくれるので、一番面倒な代金の受取の
手間を考えなくていい。
その分、アマゾンの手数料の高さを「ぼったくり」と
表現する同業者もいるが、私は仕方ない、と
割り切っている。
まっ、それはともかく。(^_^;)
以上のように、せどりを取り巻く環境は
本書が書かれた時代とは格段の違いがあり、
とても参考にはならない。
ただ「せどり」という仕事のもつ「マッタリ」とした
地味な空気感はとてもよく伝わっている。
仕入れに行って、それを出品し、
それがいつかわからないある時に
ひょっこり売れた時の予定外のタナボタ的充足感は、
当時も今も全く変わらないせどりの醍醐味。
そのあたりのワクワク感はとてもよく伝わっている。
せどりの具体的な方法論でなく、
せどりという仕事のもつ雰囲気を感じるのに
最適の一冊。その点に絞って読むのが正解。
2009年度ブックレビュー#35


おっ、今回はとがさんの趣味と実益に合った本ですね。
>その理由はひとつ。
>情報が古すぎること。(^_^;)
確かに。
本の表紙写っているPC、かなり古そうですね。(笑)
>今やアマゾンを抜きにして、書籍販売は
>新刊本も古本も考えられないだろう。
言えてますね。
私は1日最低1回はアマゾンにアクセスします。
どんな本が売れているか見るのが楽しいですし、
本以外のモノもアマゾンで買うことが多いですね。
>その分、アマゾンの手数料の高さを「ぼったくり」と
>表現する同業者もいるが、私は仕方ない、と
>割り切っている。
7-11のロイヤリティーも高いと聞きます。
でもシステムの構築、ブランド力などを考慮すると、
とても個人では太刀打ちできませんからね。
>ひょっこり売れた時の予定外のタナボタ的充足感は、
>当時も今も全く変わらないせどりの醍醐味。
臨時収入は嬉しいですよね。
私はせどりではありませんが、
アマゾンでのアフィリエイトで
ギフト券が来た時はとても嬉く、
購入して頂いたどこかの誰かさんに、
いつも感謝しています。
面白そうな本の紹介、ありがとうございました。