大学を退官し、念願だったスピリチュアルケア研究所を開設された、
飯田史彦先生の最新刊。
27年間に及ぶカウンセリングでの実体験をもとに
「スピリチュアリティ・カウンセリング」の模様を
紙面で再現している。
前半は同じ状況でありながら、後半からは要因に応じて
異なる結論に流れて行くストーリー形式の展開。
1)つながり錯誤
2)多重人格
3)脳の機能障害
4)残存思念
5)実存思念
5つのパターンが挙げられている。
詳しくは本書をお読みください。(*^^)
僅かな現象の相違によって、その症例を引き起こす要因の
違いを見つけるプロセスが興味深い。
数千の症例を臨床体験されている著者だけに
その説得力は抜群。
中でも白眉なのは、最後の朗読劇の原作シナリオ。
これは著者のメッセンジャーとしての活動を演劇で
表したもので本邦初公開。
実際に体験した者でないと決して書けない内容。
私も自分で仕掛けておいたテストをぜひ確認したい!!
光になるのも楽しみ!?(^^;)
尚、著者は「スピリチュアル・カウンセラー」と
「スピリチュアリティ・カウンセラー」を峻別する。
前者は「霊的能力を用いて」依頼者を救う。
江原さんあたりが最も有名。
後者は「依頼者の精神性」を健全に保つことを目的とする。
著者は後者であることを強調する。
前者はその能力を持っている人しかできないが、
後者ならだれでも可能なはず。
皆が「スピリチュアリティ・カウンセラー」として
自分のまわりの人々を助けてあげられるように
今後、詳細な分析や指導法を随時発表されていくとのこと。
続編も大いに期待したい。
飯田先生の本はいつも温かさに包まれて、
先生のお人柄をそのまま映し出し、感動至極。
人生のあらゆる局面は意味があり、
自分で書いてきたシナリオであることを再確認できる。
何が起ころうとも笑顔で顔晴っていこうo(*^▽^*)o~♪
と、思える。
必読といっていい。
2010年度ブックレビュー#005
飯田史彦先生の最新刊。
27年間に及ぶカウンセリングでの実体験をもとに
「スピリチュアリティ・カウンセリング」の模様を
紙面で再現している。
前半は同じ状況でありながら、後半からは要因に応じて
異なる結論に流れて行くストーリー形式の展開。
1)つながり錯誤
2)多重人格
3)脳の機能障害
4)残存思念
5)実存思念
5つのパターンが挙げられている。
詳しくは本書をお読みください。(*^^)
僅かな現象の相違によって、その症例を引き起こす要因の
違いを見つけるプロセスが興味深い。
数千の症例を臨床体験されている著者だけに
その説得力は抜群。
中でも白眉なのは、最後の朗読劇の原作シナリオ。
これは著者のメッセンジャーとしての活動を演劇で
表したもので本邦初公開。
実際に体験した者でないと決して書けない内容。
死んじゃった後に、すべての仕組みが明らかになって、自分が仕掛けておいた学びのプラグラムが見えてきた(P.261)
わかりやすく言うと、自分で仕掛けておいた試験問題みたいなもんだね(P.262)
死んでみると、人生のあちこちに仕掛けてある試験問題の大切さが、とってもよくわかるんだ(P.262)
私も自分で仕掛けておいたテストをぜひ確認したい!!
光になるのも楽しみ!?(^^;)
尚、著者は「スピリチュアル・カウンセラー」と
「スピリチュアリティ・カウンセラー」を峻別する。
前者は「霊的能力を用いて」依頼者を救う。
江原さんあたりが最も有名。
後者は「依頼者の精神性」を健全に保つことを目的とする。
著者は後者であることを強調する。
真に人を救うのは、薬や奇跡やスピリチュアルな力でなく、「愛情」と「希望」なのです。未来への希望を抱いていただけるよう導くこと・・・それこそが、スピリチュアリティ・カウンセリングの方法にほかなりません。(P.305)
前者はその能力を持っている人しかできないが、
後者ならだれでも可能なはず。
皆が「スピリチュアリティ・カウンセラー」として
自分のまわりの人々を助けてあげられるように
今後、詳細な分析や指導法を随時発表されていくとのこと。
続編も大いに期待したい。
飯田先生の本はいつも温かさに包まれて、
先生のお人柄をそのまま映し出し、感動至極。
人生のあらゆる局面は意味があり、
自分で書いてきたシナリオであることを再確認できる。
何が起ころうとも笑顔で顔晴っていこうo(*^▽^*)o~♪
と、思える。
必読といっていい。
2010年度ブックレビュー#005
コメント
コメント一覧 (2)
> >異なる結論に流れて行くストーリー形式の展開。
> どんな展開になっていくのか、
> また5つのパターンと言うのも内容がどうなのか、
> とても知りたいです。
こんなパターンの本は初めて読みました。
相談者が飯田先生に同じ悩みを
打ち明けるのですが、途中からその話の
展開が微妙に変わっていき、それに応じて
問題の原因が異なる。
「弟切草」「かまいたちの夜」といった
選択肢によって話の展開が変化して行く、
推理ゲームのような話になっていくのです。
これはオモシロイです!!
> とがさんが一押ししているなら、
> とても素晴らしいお話なのでしょうね。
> ますます読みたくなってきました。
へぇ〜〜、こんなことが本当にあるんだ!?
という展開です。
フィクションとノンフィクションの境目が
分かりませんが・・・(^^;)
いや全部ノンフィクションなのかな!?
> 「スピリチュアリティ・カウンセラー」という言葉を
> 始めて聞きましたが、よくわかりました。
私もこの言葉を初めて聞きました。
> 江原さんの真似は我々にはできませんが、
> こちらは相手のことを親身になって考えてあげ、
> 手助けしてあげれば可能なようなので、
そうなんです。
江原さんには江原さんにしかできない役割があり、
我々には我々にしかできない役割があるということですね。
> 興味深い本の紹介をありがとうございました。
つぶ庵さんでしたら必ず貪りついて読んでしまう
内容だと思います。
特に今なら。。。
どうぞお楽しみください。(*^^)
飯田先生の最新刊ですね。
私もマークしてましたので、
今回のレビューはとても興味深いです。
>異なる結論に流れて行くストーリー形式の展開。
どんな展開になっていくのか、
また5つのパターンと言うのも内容がどうなのか、
とても知りたいです。
ぜひとも読みたくなってきました。
>中でも白眉なのは、最後の朗読劇の原作シナリオ。
とがさんが一押ししているなら、
とても素晴らしいお話なのでしょうね。
ますます読みたくなってきました。
>尚、著者は「スピリチュアル・カウンセラー」と
>「スピリチュアリティ・カウンセラー」を峻別する。
なるほど。
「スピリチュアリティ・カウンセラー」という言葉を
始めて聞きましたが、よくわかりました。
江原さんの真似は我々にはできませんが、
こちらは相手のことを親身になって考えてあげ、
手助けしてあげれば可能なようなので、
とがさんが言われているように必読の書ですね。
興味深い本の紹介をありがとうございました。