昨年読んだ「自己プロデュース力」の
元になった吉本総合芸能学院特別授業を収録。
その他に、1980−82年紳助・竜介黄金期の
実際の漫才をも収録している。
さらに副音声で島田洋七の解説入り。
この分析がスゴイ。
プロの笑いはかくも計算し尽くされているのかと
再認識した次第。
当時20代前半だった私もよく覚えているネタ多数。
いま見ても十分面白い。
懐かしい。
当時気づかなかったが、紳助竜介のお笑いの
リズムは師匠であるB&Bと同じであることが
よくわかった。
一番のメインの授業内容は「文字」ですでに読んでいるので、
新鮮味はないものの、彼の口から直接語られると
非常に説得力が増す。
「笑いの教科書の作り方」
「売れるために一番大切なこと」
「M-1の戦い方」など、売れている芸人が
絶対口にしないような裏技まで披露している。
30年前にはただ漠然と「オモシロイな〜」と見ていたものを
こんな形でネタばらしされると、こんなに深く計算され尽くして
いたのかと驚愕すると同時に、興醒め感がなくはない。(^^;;
自分の得意領域を「X」、時代の流れを「Y」として、
自分たちが売れるための方程式を計算する「XY」理論は
どんな分野でも通用する普遍的な成功哲学だろう。
ただ、授業中も彼の顔に明るい表情が
全く見えないのが私にはどうも引っかかる。
人を笑わせる側は計算に計算を重ね、
笑いをとるのであって、自ら楽しんでいるわけではない、
と言われればそれまでだろうが、
そんな苦労をして笑いをとるくらいなら
私は楽しく笑う側にいる方がいい。
確かに成功はしているだろうが、
彼自身本当に成幸かどうか・・・!?
私は所ジョージ的な生き方の方が好き。
所さんにある、ホノボノとした明るい波動が紳助氏に
感じられない。
人生を楽しんでいるようにはどうしても見えないのだ。
が、それは私が知るところではない。
彼自身に聞いてみないと。
「成功」を求める人には必須の映像。
「成幸」を求める人には必ずしも必要ではない。
本の時と同じ感想になってしまうのは当然だろう。
元になった吉本総合芸能学院特別授業を収録。
その他に、1980−82年紳助・竜介黄金期の
実際の漫才をも収録している。
さらに副音声で島田洋七の解説入り。
この分析がスゴイ。
プロの笑いはかくも計算し尽くされているのかと
再認識した次第。
当時20代前半だった私もよく覚えているネタ多数。
いま見ても十分面白い。
懐かしい。
当時気づかなかったが、紳助竜介のお笑いの
リズムは師匠であるB&Bと同じであることが
よくわかった。
一番のメインの授業内容は「文字」ですでに読んでいるので、
新鮮味はないものの、彼の口から直接語られると
非常に説得力が増す。
「笑いの教科書の作り方」
「売れるために一番大切なこと」
「M-1の戦い方」など、売れている芸人が
絶対口にしないような裏技まで披露している。
30年前にはただ漠然と「オモシロイな〜」と見ていたものを
こんな形でネタばらしされると、こんなに深く計算され尽くして
いたのかと驚愕すると同時に、興醒め感がなくはない。(^^;;
自分の得意領域を「X」、時代の流れを「Y」として、
自分たちが売れるための方程式を計算する「XY」理論は
どんな分野でも通用する普遍的な成功哲学だろう。
ただ、授業中も彼の顔に明るい表情が
全く見えないのが私にはどうも引っかかる。
人を笑わせる側は計算に計算を重ね、
笑いをとるのであって、自ら楽しんでいるわけではない、
と言われればそれまでだろうが、
そんな苦労をして笑いをとるくらいなら
私は楽しく笑う側にいる方がいい。
確かに成功はしているだろうが、
彼自身本当に成幸かどうか・・・!?
私は所ジョージ的な生き方の方が好き。
所さんにある、ホノボノとした明るい波動が紳助氏に
感じられない。
人生を楽しんでいるようにはどうしても見えないのだ。
が、それは私が知るところではない。
彼自身に聞いてみないと。
「成功」を求める人には必須の映像。
「成幸」を求める人には必ずしも必要ではない。
本の時と同じ感想になってしまうのは当然だろう。
コメント
コメント一覧 (4)
> 学生さんたちの温かいコメントがとが先生の授業を物語っていますね。
ありがとうございます。
でもマッキー先生の教え子さんたちの感想を拝見しても
私の授業とマッキー先生の授業は何となく雰囲気
似ているのかな〜、と勝手に想像しています。
よく出来る学生よりできない学生を相手する方が
得意な点もよく似ていますし。。。(^^;;
> 私は2月1日で今期終了です。試験の採点と成績を考えるとぞとします。
あと1週間ですね。ガンバってください。(^◇^)
> 私も仕事帰りに31へよく行きます。毎回何を食べるか非常に悩むんです。
この点は私と違いますね。(笑)
私はバニラ以外食べたことありません。
浮気した事ないんです。
バニラ一筋。
> 占いを100%信じるわけではないですが・・・怖いぐらいその通りになっていっています。
ブログ拝見していますよ。
激動な毎日ですね。
お仕事はドンドン充実してきているようですが、
それと反比例するように、家庭生活が
トーンダウンしているのが少し気がかりです。(^^;;
> まだまだ極寒ですので、ご自愛くださいね。
マッキーさんもお体気をつけて、
もう一息ガンバってくださいね。
私も仕事帰りに31へよく行きます。毎回何を食べるか非常に悩むんです。混んでいると待っている間にしっかり考えるのですが、空いているといきなり注文して後で後悔するといことがよくあります。しかし、いつ食べても美味しいですよね。
占いを100%信じるわけではないですが・・・怖いぐらいその通りになっていっています。自分ではどうしようもないことが続いています。12月ごろにはどうなっているのか???を楽しみに1年を過ごします。
まだまだ極寒ですので、ご自愛くださいね。
> 第三者の洋七さんが解説をされているところがいいです。
> 計算され尽くされた笑の解説を、
> 私もぜひ知りたいです。
非常に鋭い分析です。
このときどんな気持ちで漫才しているかを
プロしか分からない視点で語ってくれているので
とても興味深いです。
「こんなこと考えながらやったいたのか!?」
と、目からウロコが何枚を落ちました。
> 当時は漫才ブームで、紳助・竜介のほかに、
> B&B、ツービート、ザ・ぼんちなど、
> 私も沢山の方々の漫才を見てましたよ。
> ホント、懐かしいですね。
ツービート以外は皆、
このDVDにも登場して語っています。
> 手品も秘密がわからないから驚きがあるわけで、
> それを明かされたら幻想がなくなってしまいます。
> また、計算されていることを知ると何となく冷たさを感じます。
仰る通りで、手品もタネあかしされると、
「な〜〜んだ」となってしまいます。
知らない方が楽しめることもありますよね。
> 私も所さんは好きですよ。
> いろいろと器用ですし何気に絵も上手で、
> それらがさりげないところが好感です。
淡々と明るいところがいいですね。
ひとつの理想です。
>さらに副音声で島田洋七の解説入り。
ここのところは面白そうですね。
第三者の洋七さんが解説をされているところがいいです。
計算され尽くされた笑の解説を、
私もぜひ知りたいです。
>いま見ても十分面白い。
私は最近お笑いを見ていませんが、
その当時はよく見ていたので、
私にも十分楽しめそうですね。
当時は漫才ブームで、紳助・竜介のほかに、
B&B、ツービート、ザ・ぼんちなど、
私も沢山の方々の漫才を見てましたよ。
ホント、懐かしいですね。
>興醒め感がなくはない。(^^;;
短い時間で笑いを取らなければならないので、
緻密な計算や台本作りは必要なのでしょうが、
その裏側を知ってしまうと、やはり引きますよね。
手品も秘密がわからないから驚きがあるわけで、
それを明かされたら幻想がなくなってしまいます。
また、計算されていることを知ると何となく冷たさを感じます。
>私は所ジョージ的な生き方の方が好き。
私も所さんは好きですよ。
いろいろと器用ですし何気に絵も上手で、
それらがさりげないところが好感です。