本が好き!からのご献本。
ありがとうございます。<(_ _)>


Twitter使いこなし術
  • 根岸智幸
  • アスキー・メディアワークス
  • 780円
Amazonで購入
書評


私自身twitter歴10ヶ月。
フォローもフォロアーも200人。
通算ツイート2000ほどの中級ユーザーを自認している。
朝、起きてすぐにパソコン立ち上げて、
起動するソフトは「Tween(Twitter用アプリ)」。
自宅にいるときにはデュアルディスプレイの片方に
このソフトが一日中起動している。
このレベルにいる私から見ても本書は非常にわかりやすい。(^-^)

まずは「@返信」「リツイート」「ダイレクトメッセージ」
「ハッシュタグ」といった基本用語の説明。
続いて便利なクライアントソフトの解説。
最後によりちょっと高度な利用法を紹介。
キャプチャー画像もたくさん載せられ理解を助けている。
ただ新書版のため、その画像が小さく不鮮明なものもあり、
わかりにくい点がちょっと残念。

巷ではtwitterをよく「ミニブログ」であるとか
「mixiみたいなもの」と例えるが、すべてひと通り
経験した者として言わせてもらうと、
どれとも空気感が異なる。

「ブログ」は「広く社会にむけての意見発表の場」
であると思うし、「mixi」はtwitterよりも
ずっと「閉鎖的で濃密な人間関係」を反映して
私には濃厚すぎて耐えられなかった。(笑)

それと比べると、twitterは遥かに開放的で緩い。
そのユルユル感がO型の私にはちょうどいい。

一番のポイントはtwitterを「コミュニティ・ツール」
ではなく、「情報ツール」として認識できるかどうか。
それがわかればtwitterの本質が見えてくると思う。
自分の関心のある情報が自分から探しに行かなくても
ドンドン集まってくるこの快感は一度知ったら、
病みつき必至なのだ

本書の解説にある通り、
「ワンストップ」「プッシュ」「オーダーメイド」
の3点がtwitter理解のポイントだろう。

入門者も中級者もどちらも満足させられる、
バランスの取れた一冊に仕上がっていると思う。

2010年度ブックレビュー#029