小林正観さんの最新刊。
ごえんの法則
小林 正観
大和書房 ( 2010-06-15 )
ISBN: 9784479792970
おすすめ度:アマゾンおすすめ度


正観さんは昨年体調を崩され、入院を余儀なくされた。
その時に病院内で時間に余裕ができたので、
話をテープにとり、それを起こしたのが本書。
書き下ろしならぬ、語り下ろし。

ごえんとは「縁」「円」「援」「宴」「園」の
5つの「えん」を意味する。
この「ごえん」の視点から眺めると、
正観さんの思想が分かりやすくなると
編集者が提案したらしい。
確かに面白い視点だ。

タップリと時間をかけて作った、と
ご本人が述懐しているだけあって、
これまでの正観思想の集大成のような本。
正観さんの本にしては、文字も小さく、
中味がギッシリ詰まっている印象。
お得感もある。(^-^)

正観さんの本はほとんど読んでいる私にはお馴染みの事例
が多いが、初心者の方にはその余りに肩の力の抜けた生き方は
衝撃的かもしれない。(;´▽`A``

正観さん入門者には全体像を知る上で、
中級以上の方には総復習の意味で楽しめる仕上がりとなっている。

2010年度ブックレビュー#053