スピリチュアル系翻訳の第一人者として、
知る人ぞ知る存在、山川紘矢さんの自伝的エッセイ。
「アウト・オン・リム」「ザ・シークレット」「前世療法」・・
訳書は極めて多数。いずれもベストセラー。
自分でも読んでいるし、
せどりでも何冊もお世話になっている。(*^_^*)
奥様の亜希子さんともども、スピリチュアルに興味のある者で
このご夫婦の名前を知らない人はモグリと言っていい。(笑)

お二人の翻訳書の素晴らしい点はその読み易さにある。
原書を本当に理解して訳されていることが一目瞭然。
時々、翻訳者自身も絶対意味がわからずに
日本語に置き換えているだけだなと思われる、
悪翻訳本に出会うことがあるが、本書はその対蹠点にある。

そちらの系列の本ばかりを訳されているので
当然若い頃から、スピリチュアルな世界に
お詳しのかと思いきや、開眼したのは意外に遅く、
勤め人になってから。

しかもその勤め先がすごい!
東大法学部在学中に、司法試験合格し、
さらに国家公務員上級試験にも合格し、
大蔵省、外務省、世界銀行へ。
まさにエリートの中のエリート。\(◎o◎)/!

当時、神など全く信じていなかった彼が
輝かしいキャリアを捨て、スピリチュアル世界に向かう
までの波乱万丈の半生を詳細に描いていく。

スピリチュアルに傾くほど、周囲との軋轢が
増すことは容易に想像がつく。(^_^;)
世俗的見地からしたら、坂道を転げ落ちるが如き
「没落」に見えるが、精神は逆にドンドンと満たされ
解放されていく。その反比例さが興味深い。

本書は元々せどり用に仕入れた本。
嫁がクリーニングしている際に、
ちょっと読んで「ムチャクチャ面白い!」
というので私も読み始めた。
確かに、非常に新鮮な情報がテンコ盛りで
数時間で一気に読了!

「輪廻転生」に関しては何の疑いもなく信じている、
私には全くスムーズに本全体が受け入れられた。(*^^)v
彼の人生の追体験しながら、
同時に「人生の意味」「幸せになる方法」を
知ることができる。
「輪廻転生を信じると人生が変わる」と題名にあるが
話は「輪廻」だけでなく、もっと広範囲に渡る。
山川夫妻ファンにとってはとても楽しめる一冊。(^_^)

2011年度ブックレビュー#008