20年ほど前、まだ塾講師として勤めに出ていた頃、
全国の公立高校の中でも東大合格者トップクラスの
O高校という超進学校が勤め先の近くにあったため、
その生徒たちを教えていたことがある。

その時に、O高校の課題の量を聞いて
唖然呆然とした記憶がある。

とにかく毎回のテスト範囲は膨大で、
問題集100ページなんて当たり前。
先生たちはこんな量をマトモに全部やれると
思っているのか!?と思うほど。
逆に言うと、このペースにマジメについていけば
そりゃ東大も入れるわな、と感嘆したのを思い出す。

さて、息子の高校。
始業式の翌日、早速、課題テストがあった。
春休みの間に英数とも膨大な宿題が出されていたが
その確認のテストというフレコミ。

ところが、蓋を開けてみると、数学はともかく
英語はとんでもない。
問題文の1行目からすごい。
本テストは、中学英文法を高校での英語学習につながるように体系的に整理しながら、問題形式で知識を確認していく。一つでも知らないことがあったり、体系的な知識となっていない場合は、今後の高校英語の重大な遅れを生むことになるので注意しなさい。
いきなりコワイ(^_^;)
中学の復習程度の問題が続く。このあたりはまだ許せる。
問題は続く。

さてここで君たちのの応用力を試したい。ここまで中学文法をまとめてきたが、高校では次のような文法事項が加わる。中学文法の概念を正確に理解して者ならば、次の(  )内にどのような語を入れたらよいか想像がつくであろう。中学文法も生きている。論理的な想像力を働かせて解答すること。「それまでに積み上げたものを土台にして、あらたにその上に系統立てて積み上げていく力」が高校での学習には重要になる
そこで、何と「未来完了受動態」や「現在完了進行形」「受動態の進行形」まで出題されている。(^_^;)。

品詞意識のない者は今後伸びません。これから大量に覚えていく英単語は、品詞という種類分けしながら覚えていかなければ、読解力も作文力もまるでつきませんので覚悟しておきなさい。高校で読む英文は自分の知らない世界を英語で読んでいこうとする世界です。いい加減な勘は通じません。最終的には一文を構成する語数も長くなり、文構造を品詞知識で解析できない者はどうしようもなくなりますので要注意です。

今後Grammarの授業のたびに毎週、『速読英単語』から
100個ずつテストするという。

一体どんな授業が展開されるのだろう!?
楽しみ〜〜!!\(^o^)/