前著『あの世に聞いた、この世の仕組み』も
とても面白かったが、本書はそれ以上。
図入りでわかりやすく、また比喩の巧みさには脱帽。

中でも、第9章「アセンション後の新世界」に使用した、
「3GからLTEへ」のレトリックは見事と言う他ない。
猛烈にわかりやすく、合点がいく。(^^)v

私がこれまで読んできた「精神世界」に関する数多くの本の中で
面白さと奥深さとわかりやすさではベスト3に入るだろう。

本書の語り口が軽すぎるためにありがたみが薄れる、
というレビューがアマゾンにあったが、
私は全く逆の印象をもつ。

真理は、仰々しく、大上段に構えて、偉ぶって語る必要がない。
淡々と、軽い口調でいいのである。
単純明快は真理に近く、複雑怪奇は眉唾の証。
これまで生きてきた実感からそう言える。

もうひとつ印象的な一節。
あなたがあなたとして存在しているそのことが、あなたの使命です。
それ以外に、あなたに課せられた役目などありません。
ですからどうぞあなた以外のものになろうとしないでください。
(P.112)

私自身、30年以上も前に、同じ意味のことばを『ジャン・クリストフ』の中に見出している。

自分自身が決して他と比べることのできない貴重な存在であると気付き、今の自分に満足することこそが幸せのスタート地点である。

幸せを感じられない方は、ぜひ本書を熟読することをお薦めしたい。尚、その際、DVD『降参のススメ』を見ながら読むと一層理解が深まることも付記しておきたい。