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日常生活の些細なことに幸せの種を見つけて楽しんでいる平凡なオヤジの視点

カテゴリ: 英語

2024大学入試シリーズ#28

1 長文「人間の相互作用による言葉の文脈的意味の形成」
 内容一致・適語補充他
2 長文「AIと思考の発展について」
 内容不一致・内容一致・整序他
3 長文「死の直前に明晰さを取り戻す理由」
 内容不一致・内容一致他

長文3つとも出題形式はほぼ同じ。NOT問題が多いので、根拠を探すのに時間がかかる。
90分で3問はかなりキツイ。
内容はどれもわかりやすく、受験生に適切。
整序問題が1つだけあったが、ムズイ。
オーソドックスな出題形式の中で、適度の難易度を保っており、
早稲田の問題としては良問と言えるのではないか。

主観的難易度:★★★★

2024大学入試シリーズ#27

1 長文読解「天体観測と人類の歴史」
適語補充・和訳・内容一致
2 長文読解「アメリカ社会の学歴格差」
和訳・整序・内容一致
3 対話文
空所補充・自由英作文
4 英作
整序・和文英訳

前回のかなり個性的な慶応法学部の問題とは全く対照的なオーソドックスな問題。
そのまま「模擬テスト」としても使えそうな典型的な問題。
難単語もなく、奇抜な出題形式もない。
普通に勉強して英語力がつければ、必ず点数を取れる素直な良問。

主観的難易度:★★★

2024大学入試シリーズ#26

1 語彙・熟語
風変わりで面白い問題だが、語彙としては基礎レベル。
2 語彙
長文の単語に下線が引かれ、その定義を答えさせる。10個のうち、意味を直接知っている単語は2個しかなかった。(;^_^A
ただ、文脈があるのでそこから類推していけば、半分以上は正解できる。
3 会話
空所補充。あまり得意なタイプの問題ではないが、テーマがChatGPTだったので、内容がわかりやすく、それで解けた。
4 対話文
応答選択。
インタビュアーの質問に対して、適当な返答を選択する。
ただ、その答えが非常に長い。少々変わった問題。
5 長文「にせ情報の方が拡散が速い」
最も一般的長文問題

慶応・法学部は少々変わった形式の出題が多い。
たた、今年の長文はChatGPTやTwitter(X)といった馴染み深い内容だったので解きやすかった。若干、語彙関連の問題が多い気がする。

主観的難易度:★★★

2024大学入試シリーズ#25

1 長文「生き埋めの恐怖」[895]
  空所補充・内容説明
「生き埋め」という珍しいテーマだったが、読みやすく興味深い話だった。 
設問も容易。

2 長文「入院患者への医者の接し方」[932]
空所補充・内容不一致他
これはいかにも医者を目指す人に読んでもらうのにふさわしいテーマ。
患者に接する際に注意すべきことを複数列挙し、自分ならどの点にとくに重視したいかを自由英作文で書かせる。非常に教育的出題で好感が持てる。

80分で1000文字近い長文2題だが、どちらも医療に関係する内容で
分かりやすくかつ面白い。
出題方法やテーマから推察すると、とても良心的ないい大学に思える。
また、医学部の問題としては、最も解きやすいレベルといえるだろう。

主観的難易度:★★

2024大学入試シリーズ#24

1 長文200〜300語の長文8題
 内容一致・要旨選択
内容はどれも面白く、読みやすい。ただ、選択肢にall of the aboveやnone of the aboveやnot enough information givenがあるのがイヤらしい。試験時間が90分しかないので、現場では時間との闘いだろう。
2 前置詞空所補充
早稲田お得意の細かすぎる前置詞問題
3 正誤
早稲田の正誤としては解きやすいレベル。基本事項が多かった。

全体としては、早稲田としては長文も読みやすく簡単。正誤も簡単。

主観的難易度:★★★

2024大学入試シリーズ#23

1 長文「脳トレゲームが認知症予防の有効性について」【680】
2 長文「嘘を見破る難しさについて」【685】
3 英作文「紙の本と電子書籍の長所と短所」
4 会話文

国立大と私立大を交互に解いている。
私立の日は、まだ早稲田・慶応の沼を抜け切れていないのでしばらくシンドイ日が続くが、国立の日は東大・京大は越えたので、多少気持ちが楽。
実際、今日の北大は本当に楽だった。
共通テスト並み。
英作文はともかく、それ以外はまちがえようがない。

明日の早稲田大・人間科学が恐怖。(;^_^A

主観的難易度:★

2024大学入試シリーズ#22 慶応義塾大学・文学部

1 長文「ニセチェスマシーン・タークのからくり」
2 自由英作文「自分の得意なもの」

慶応義塾大学・文学部のお家芸超長文1題を辞書持込可で120分で解く。
250年前に作られた偽物の「チェスをするロボット」の話。
全体としては面白く読めたが、下線部訳の部分はたしかに難しい。
昨年が狂ったように難しかったので、今年は断然解きやすくなった。
昨年の問題で大学側も相当懲りたものと思われる。(笑)
自由英作文も書きやすいテーマだった。

主観的難易度:★★★★

2024大学入試シリーズ#21 京都大

1 長文「creativityについて」和訳・空欄補充
 読みやすい文章。単語レベルで訳しづらいものはあったが、構文はとりやすい。
 pedestrianが「歩行者」以外に、形容詞で「平凡でつまらない」の意味があることを初めて知った。
2 長文「マーケティングにおける顧客のグループ分け」和訳
 内容はわかりやすかったが、下線部は当然、訳にくい。(3)の自由英作文は難。
3 英作文
 自由英作文よりずっと書きやすい。

私が受験生だった45年前とほとんど変わらぬ形式。
東大よりこちらの形式の方が私は好きだ。
昔ながらの英語の勉強を地道に続ければ到達できるレベル。

主観的難易度:★★★

2024大学入試シリーズ#20 早稲田大学・文学部

1 長文空所補充
 A:「スポーツの影響」 B:「ローマ人から見たゲルマン人」
 早稲田の問題にしては単語レベルが易。
2 長文読解
 A:「半球睡眠」 B:「ジョン・デューイの伝記の執筆」
 C:「日記を出版するという行為」
 これもわかりやすい内容ばかり。
3 英文挿入
 これが一番解きにくかった。単に私が苦手なだけかも。(;^_^A
4 会話文
 幽霊との対話。なんか変な問題。
5 英文要約
 字数制限が10文字までなので、相当圧縮が必要。ただ、書き出しが指定されているので、本文中から該当箇所を見つけ、それを10文字以内でパラフレーズするだけ。自分で英作しようなどと考えたらダメ。

特別な難単語が溢れた英文でもなく、格別超長文というわけでもなく、早稲田としては解きやすいレベルだろう。

主観的難易度:★★★

2024大学入試シリーズ#19 名古屋大学

今日は国立大を責める。地元の名古屋大。
1 長文「ロナーをめぐる地質学と文化史の交差」
単語補充は簡単だが、文補充がやや難。
2 長文「親切な行為が持つ驚くべき力」
大問1の長文はわかりにくかったが、大問2はわかりやすかった。
「恩返し」でなく、いわゆる「恩送り」の話。
3 会話文
会話表現は苦手だ。(笑)
4 自由英作文
2はわかりやすいが、1は難しかった。

名大は必ず最後に表やグラフを見せて、それに関する自由英作文が出題される。文字数が比較的少ないので、書きやすいのだが、今年の「錯視」の問題はイヤらしかった。この問題数で105分は妥当。

主観的難易度:★★★

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