先日読んだ「天翔ける日本武尊(上)」の続き。
上巻が余りに面白かったので、すぐに続編を注文し読了に至る。
日本武尊の話を教科書で読んだこともないし、
学校で教わったこともない。
Wikiの「ヤマトタケル」の項を読んでも全く頭に入らないし、
第一、全く面白くない。(¨;)
ところが本書における日本武尊は、
血の通った人として、実に生き生きと描かれている。
しかもこれまで「暴れん坊」のイメージを勝手に持っていたのだが
全くそんなことはないことが分かった。
いや正確に言うと、はじめは荒々しいのだが
数々の艱難辛苦を経験し、人格が揉まれ、
器が大きくなっていく。
その成長の過程を描いた作品といっていい。
我々人間と同じ、悩み苦しみも持ちながらも成長していく、
日本武尊の姿に激しい共感と感動を覚えた。
遠い昔の、単なる神話としの夢物語でなく、
いまを生きる自分自身の人生の手引き書として読める。
正観さんとの対談でお話に出た「ナガタ・ナガサキ」の
一節はP.70-72に登場。
分かっていても嬉しくなってしまった。
オ〜〜、出た出た!という感じ。(*^_^*)
本書は「古事記」「日本書紀」よりさらに古くに書かれた
日本最古の叙事詩、歴史書とされる「秀真伝(ホツマツタエ)」
をもとに書かれた。
その本の真偽のほどはその道の専門家でない私には分からないし、
余り興味はない。
「秀真伝」を参考にして書かれた本書が、
心の琴線に鋭く触れる感動作であることは断言できる。
題名はちょっと厳ついので、本屋で何気に手に取ってみるには
難しい本かもしれないが、中味は現代風にアレンジしてあり、
難しい漢字にはほとんどルビが振られ、極めて読みやすく
心遣いされている。
ぜひ一度、ページを繙いて欲しい。
=======================
やっと気づいたよ。
人はみんな神なんだって。
神が人という衣を着て地上に現れ、
それぞれに与えられている境遇で道を立てるのが人生なんだ。
日本では古来、われわれを霊止(ひと)と呼んできたが、
それはわれわれの本質は神の分霊(わけみたま)であって、
肉体はその入れ物でしかないと直感していたからなんだ。
だから与えられている境遇に不満をいうのではなく、
その状況の中で立派に道を開き、
人としての証を立てる・・・
これが人生なのだ。(P.268)
=======================
明日もまた元気に顔晴ろう、と思える本。(^^)V
上巻が余りに面白かったので、すぐに続編を注文し読了に至る。
日本武尊の話を教科書で読んだこともないし、
学校で教わったこともない。
Wikiの「ヤマトタケル」の項を読んでも全く頭に入らないし、
第一、全く面白くない。(¨;)
ところが本書における日本武尊は、
血の通った人として、実に生き生きと描かれている。
しかもこれまで「暴れん坊」のイメージを勝手に持っていたのだが
全くそんなことはないことが分かった。
いや正確に言うと、はじめは荒々しいのだが
数々の艱難辛苦を経験し、人格が揉まれ、
器が大きくなっていく。
その成長の過程を描いた作品といっていい。
我々人間と同じ、悩み苦しみも持ちながらも成長していく、
日本武尊の姿に激しい共感と感動を覚えた。
遠い昔の、単なる神話としの夢物語でなく、
いまを生きる自分自身の人生の手引き書として読める。
正観さんとの対談でお話に出た「ナガタ・ナガサキ」の
一節はP.70-72に登場。
分かっていても嬉しくなってしまった。
オ〜〜、出た出た!という感じ。(*^_^*)
本書は「古事記」「日本書紀」よりさらに古くに書かれた
日本最古の叙事詩、歴史書とされる「秀真伝(ホツマツタエ)」
をもとに書かれた。
その本の真偽のほどはその道の専門家でない私には分からないし、
余り興味はない。
「秀真伝」を参考にして書かれた本書が、
心の琴線に鋭く触れる感動作であることは断言できる。
題名はちょっと厳ついので、本屋で何気に手に取ってみるには
難しい本かもしれないが、中味は現代風にアレンジしてあり、
難しい漢字にはほとんどルビが振られ、極めて読みやすく
心遣いされている。
ぜひ一度、ページを繙いて欲しい。
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やっと気づいたよ。
人はみんな神なんだって。
神が人という衣を着て地上に現れ、
それぞれに与えられている境遇で道を立てるのが人生なんだ。
日本では古来、われわれを霊止(ひと)と呼んできたが、
それはわれわれの本質は神の分霊(わけみたま)であって、
肉体はその入れ物でしかないと直感していたからなんだ。
だから与えられている境遇に不満をいうのではなく、
その状況の中で立派に道を開き、
人としての証を立てる・・・
これが人生なのだ。(P.268)
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明日もまた元気に顔晴ろう、と思える本。(^^)V