Ordinary

日常生活の些細なことに幸せの種を見つけて楽しんでいる平凡なオヤジの視点

タグ:五日市剛

映画やテレビドラマで人が死ぬ時、抱きかかえられ
最後の一言を言ったのち、首が右(または左)に
ガクッと力なく折れ息を引き取る、
なんてシーンがよくある。

あれを見ていた義母は
「あんな風になるわけない。
そんな簡単に人は死なないわよ。」
とよく言っていた。

そして、先週亡くなったとき、
鎮静剤を打ってもらったにもかかわらず、
多分無意識下で30分ほどベッドの上で苦しみ、
その場にいた嫁と義妹を慌てさせた。
私はその場には居合わせなかったが、
「ちょっと見ていられなかった」と、
嫁はあとで正直に告白した。

一方、2年前他界した父。
以前から、
「俺みたいな元気な奴は一度病気になったら
あっさりコロッと死んじまうもんさ」
と言っていた。

事実その通り、臨終の際に私も現場にいたが、
全く眠ったままそのまま脈拍がなくなり、
静かに息を引きとった。
本人が言っていたとおりの逝き方だった。

二人のちがいは期せずして本人たちの
口癖を見事に反映していた。

こうしたことを見ても
日頃から口にする言葉は大切にしたいもの。

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「しゃべった言葉は宇宙に刻印される」
by 五日市剛

「人間はしゃべった言葉と必ず出会う」
by エドガー・ケイシー
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口癖にするのはやはりこのことば・・・
ツイてる、ツイてる、ありがとう(=●^0^●=)

マスコミが大騒ぎする「○○王子」には何ら
興味はないが、高校生ゴルファー・石川遼君には
尋常ならざる何かを感じずにはいられない。

謙虚さと明朗さでその密かな自信を包み込むその賢さは、
自分が15歳の時のそれと比較してみても、信じがたいほどの
たましいレベルの高さを感じる。

インタビューでも「感謝」を繰り返すその奥深さは
どこからうまれたものだろうと興味を持ってみていたが
その秘密の一端がわかった。

ハニカミ王子

中学の担任の先生から「ツキを呼ぶ魔法の言葉」を
教えてもらっていたそうな。
そうか!!
通りで彼の使う言葉はいつもきれいで前向きなんだ!
普段使う言葉がいかに人生を大きく作っているかを
わかっているんだ。

私がこの本を知ったのは昨年の春

確かにこの本を読んでから口にする言葉の重要さを
今まで以上に感じるようになった。
40過ぎの大人がこれほど影響を受けるのだから
もっと感受性豊かな中学生がこの話を聞き
それを素直に実践すればその効果は計り知れないだろう。

今後も彼の活躍を興味深く見守りたい。

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