Ordinary

日常生活の些細なことに幸せの種を見つけて楽しんでいる平凡なオヤジの視点

タグ:小山薫堂

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FUTURE SCAPE」での小山薫堂さんと柳井麻希さんとの
コンビネーションは絶妙で、
自由奔放な薫堂さんの我儘を麻希さんが
うまくまとめて番組に仕上げている。
麻希さんの透き通った声はPureそのもので
あの声を聴いているだけで声フェチの私は
癒されるほど。

Podcastでも配信されている裏Future
私が最も楽しみにしているPodcastの一つ。(^-^)

この二人とは全く異なる雰囲気でありながらも
格別の面白さを醸し出しているのが
三谷幸喜/清水ミチコのおふたり。
この二人のPodcastがこれ。
DOCOMO MAKING SENSE

Podcastはダイジェスト版なので、あっという間に
終わってしまう。非常に惜しい。

と、思っていたらラジオ放送をそのまま
書籍化されていることを偶然せどりで知った。


好評らしくすでに三冊も出ていた!!
何も考えずに読める気楽な雑談。
気分転換にはモッテコイの一冊。(^-^)

5
昨年私の世界を大きく広げてくれたもの3つ。

その1 Twitter
アカウント自体は数年前にとっていたが、
本格的に始めたのは昨年夏から。
今は情報の大半はTwitterから得ている
と、言っても過言ではない。

「Twitterは何が面白いの?」という質問を
掲示板などでよく見かけるが、
自分が「つぶやく」ことより、
自分と関心事を共有する人を見つけて、
その人の「つぶやき」を聞くことに重点をおかないと
面白さは分からない気がする。

そして思い切って、個人的にツイートしてみること。
それなりの礼儀作法で行えば、皆丁寧に対応してくれる。

mixiなどより年齢層が上であること、
自分に合わないメンバーはシャットアウトできる点も
他のネットサービスより個人的には使い易い。

その2.小山薫堂さん
きっかけは懸賞で当たった「おくりびと」。
その時まで全く存じ上げなかったのだが、
原作と比べて余りに面白く仕上がっていたので
これは脚本家の力だと確信した。
それで薫堂さん関連の作品を片っ端から集めた。
「すべてはいい方向に向かっている」という思想の根底が
同じなので、どの作品もとても共感できる。
毎週土曜日のPodcastも必須のお楽しみ。(*^^)
今年も色々な展開がありそうなので、楽しませてもらえそう。
ワクワク ((o(⌒∇⌒ o)(o ⌒∇⌒)o))ワクワク

その3.Podcast
往復2時間の電車通勤を彩ってくれた様々なPodcastたち。
中村文昭のみるみる元気がわいてくる!
和田裕美のWada Cafe
新刊ラジオ
ラジオ版学問ノススメ
サイエンス・サイトーク
日高晤郎 私の本棚など
私の知的好奇心を大いに満たしてくれた。
これらがいずれも無料であることがなにより素晴らしい。(^-^)
これ以外に今年はどんなPodcastにであえるか?
非常に楽しみである。

5
前から光があたれば、後ろには必ず影ができる。
その時、「影」の方を強く意識するか、
「光」の側にあえて目を向けようとするかで
人は二分されると思う。

著者の薫堂さんはもちろん後者。
何か面白いことはないか?
楽しいことはないか?
人を喜ばせることはないか?
いつもその視点で物事をみる。

「カノッサの屈辱」しかり
「おくりびと」しかり。
「スノープリンス」も。
薫堂作品には、その方向からの温かな眼差しをいつも感じる。


さて、本書。
私には縁遠いA級グルメから
コンビニにある庶民派グルメまで。
幅広く「食」を語る。
美味しそうなカラー写真も多数。

しかし特徴的なのはどの文章からも
料理人に対する敬意と愛情を感じること。
上から目線の評論家のような態度は皆無。
彼の立脚点はいつもそう。だから愛される。

裏Futureで「おねだり」しても彼なら許される。
多少無理してもPino食べて、
ピノマイルを送って彼を喜ばせてあげよう、と思わせる。
「人生食堂100軒」をAmazonで買ってランキング上げてあげよう。
そう思わせる人徳が、彼にはある。
彼はもらっているようで、
それ以上のものをいつも周りに与えているから。
人は与えたものしか受け取ることはできない。

「食」の間に見え隠れする「人生」までも語る。
食はそのものの味以上に、
誰と、どういう風に食べるかが
重要なのだ。(P.90)
だから「人生食堂」。
読了後のこの温かな満腹感は何だろう。

2009年度ブックレビュー#100

4
キスしたいって言ってみて
デヴィッド・カリ
千倉書房 ( 2008-11-05 )
ISBN: 9784805109168
おすすめ度:アマゾンおすすめ度


マイブームの小山薫堂さんの翻訳本。
以前読んだ「恋する日本語」に趣向が一番似ている。
あの本では、様々な単語から超ショートストーリーを
展開していたが、今回は「キス」をキーワードにして
一連の物語になっている。

昨年2008年のバレンタインにフランスで発売された
原作を薫堂さんが「翻訳」した形をとっているが、
フランス語がわからないため(!?)、
ほとんど薫堂さんご自身の創作らしい。
これは翻訳と呼んでいいかどうか、
ご自身もラジオ(裏Future)で悩んでおられた。(笑)

大人向きの絵本といってよい。
プレゼントに最適。
しかし、贈る相手を考えるべし!(^_^;)

ところで本書の出版社は千倉書房。
「ミスDJリクエストパレード」で有名な「千倉真理」さんの会社。
我々の世代は青春時代、
深夜のラジオ放送で彼女の声はおなじみのはず。
とても知性的で、明るく品のある声だったことを覚えている。
彼女が薫堂さんと知り合いで翻訳の話を薫堂さんに
持ち込んだらしい。
が、これは余談。

2009年度ブックレビュー#86

5
「題名」「表紙」「角川つばさ文庫」
「小学上級から」「全ての漢字にふりがな」
知命近い男が読む類の本ではない。(^_^;)

スノープリンス  禁じられた恋のメロディ (角川つばさ文庫)
文:百瀬 しのぶ
角川書店(角川グループパブリッシング) ( 2009-09-15 )
ISBN: 9784046310521


本書に興味を持ったのは
原作が小山薫堂さんだったから。
彼が原作なら私の感性に合うことは必至。
逆に、彼が絡んでいなかったら、
私のフィルタには全く入ってこなかった作品。

事実、読み始めた瞬間から話の中に
一気に引き込まれる。

ジャンルは「児童文学」なんだろうが、
とても舐めてかかれない。
大人の鑑賞にも十分耐えうる。
大きい声では言えないが、読みながら号泣。
わが感性に深く突き刺さる。
単に涙もろいだけかもしれないが・・・(^_^;)

「野菊の墓」と「スタンド・バイ・ミー」を足して2で割り、
「フランダースの犬」と「小さな恋のメロディ」を
隠し味に0.2ずつ付け加えたような作品。

懐かしく、そして切ない。
もっと牧歌的な結末を予想したが、
最後のあの大どんでん返しには驚かされた。
さすが薫堂さん、いい意味で
読者の予想を見事に裏切ってくれる。

本書は「小学生上級以上」を対象にしているだけあって、
全ての漢字にはふりがな振られており、しかも「子犬」が
登場し、しかも甘酸っぱい「恋物語」の要素もある、
これまであまり読書慣れしていない小学生、とくに
女の子が読書に親しむのに最適な一冊であると思う。

尚、読了後知ったが、
年末にはロードショーも決定している。
「おくりびと」の脚本家ということで
話題になることは間違いない。
超楽しみ。(*^_^*)

2009年度ブックレビュー#76

5
毎週楽しみにしているPodcastのひとつである、「Book Lovers」。
勝間和代さんが、毎週ひとりゲストを迎えそのゲストに関係する、
または推薦する本を、月〜金まで一日1冊ずつ紹介する番組。

本を紹介するPodcastは「新刊JP」や「日高晤郎 私の本棚
などいくつか聴いているが、この番組の特徴は何と言っても
勝間さんの分析力の鋭さと口数の多さ。(^^ゞ

ゲストが「1」話すと、その5倍くらい話して、
ゲストの言葉を敷衍し、さまざまな方向から
読者の理解を助ける。
ゲストが「ギョッ」としている雰囲気が伝わってきて
おもしろい。

シャイなひすいこたろうさんがゲストの回
特に笑えた。
緊張しまくるこたろうさんがボソボゾと一言しゃべると、
それを5倍位にふくらませて解説する勝間さん。
こたろうさんが
「まとめるのが無茶苦茶うまいですね〜」と
思わずつぶやいた。
iPodで聞きながら噴き出した。

実は私は勝間さんの本は1冊も読んでいない。
でも大好き。(笑)
PodcastやTVでの発言から、
彼女のポジティブでPureな心根が見えるから。
彼女は本当に素直で、裏表がない。
わからないものはわからない、とはっきり言う、
知的正直さを持っており、そういう人は信頼できる。

先週のこの番組にマイブームの小山薫堂さんがゲスト
として登場した。
薫堂さんの本はほとんど読んでいるので、
「勝手にテコ入れ」と言った彼のテクニカルターム
は知っていたが、勝間さんとのやりとりの中で
彼の思考方法の秘密を一層知ることができて
大変楽しい回だった。

薫堂さんはこの番組では紳士の側面が前面に出ていたが、
実はこの人、こんなこともする。
そのギャップが面白い。
薫堂さんもポジティブ。
お二人とも影より光に目を向けようとする視点が
同じなので話もよくかみ合って、私にとっては
いつも以上に中身の濃い、Book Loversでした。(^^)V

5
マイブームの小山薫堂さんシリーズ第6弾。(^o^)
今回はエッセイでなく小説。
都会的ムード漂う、オシャレな短編小説10本。
フィルム (講談社文庫)フィルム (講談社文庫)
著者:小山 薫堂
販売元:講談社
発売日:2009-06-12
おすすめ度:5.0
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個人的には第七話「青山クロッシング」が特にスキ。
始まりそうで始まらない恋と終わりそうで終わらない恋。
その2つの恋が同じ青山を舞台にそれぞれの方向に展開していく。
そして結論を明示しないままエンディングへ。
結論は読者にお預け。
読み手は自分勝手に余韻を楽しめる。

昔どこかでこの世界、感じたことあるなぁ〜、
と思っていたら、この人だった。
わたせせいぞう
私の青春真っ只中の80年代にブレイクした。
「ハートカクテル」が有名。



アラフォー世代の方なら、
一度くらいは本かTVで見たことあるはず。

わたせせいぞうの世界と同じテイストの本短編集。
どちらもオシャレで、キザで、ちょっと切ない余韻を残す。
80年代にタイムトリップした気分。
時間がゆっくり流れている。
読書中は暑ささえ忘れる。

2009年度ブックレビュー#60

5
これまで数々のPodcastを聴いてきたが、
最も有益な情報が少なく、真面目さに欠け、
緊迫感がなく、ナビゲータにやる気がないのは
おそらくこのPodcastだろう。(笑)
裏Future Scape

小山薫堂さんと柳井麻希さん二人のDJの
ゆるさ加減がたまらなくイイ。
このコンビは最高だ!\(^o^)/
真面目な人には顰蹙ものの番組だろうが、
不真面目さを受け入れられる度量の大きい方なら(!?)
この番組の面白さは群を抜いている。

今年の4月に「おくりびと」を見て以来、
ずっとマイブームとなった薫堂さん。
裏Future Scape自体は3年前から始まっていたようだが
全く知らなかった。
ラジオ放送なら放送後の番組を聴くことは
不可能なのだが、Podcastは過去の放送分はすべて
保存されアップされているのでそれをダウンロードすれば
全部聴くことができる。
そこはPodcastの最もすばらしいところ!

ということで過去三年間分、160話余りを3ヶ月掛けて
通勤時間に電車の中で聴きまくった。
おかげで電車の中がどれだけ憩いの場になったか
しれない。

そして今日ついに過去ログ169話すべてを聞き終えた。
完全コンプリート。
(^^)//""""""パチパチ

明日からもう一度聴き直す。(笑)
一度聴いただけではもったいない。(^_^;)
それほどの面白さ。

ただ残念なのは、この面白さを共に語れる人が
周りにいないこと。それがちょっと淋しい。(T.T)

5
マイブームの小山薫堂さんシリーズ第5弾。(^o^)
人を喜ばせるということ―だからサプライズがやめられない (中公新書ラクレ)人を喜ばせるということ―だからサプライズがやめられない (中公新書ラクレ)
著者:小山 薫堂
販売元:中央公論新社
発売日:2009-04
おすすめ度:4.0
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薫堂さんはサプライズが大好き。
社員の方々の誕生日には必ずサプライズを
実施し、それをビデオ録画して忙しいさなかに
編集までするという。

そんな実際に行ったサプライズの数々を紹介している。
もっとも、ここに書かれているサプライズを
そのまま真似しても意味がない。
人を喜ばせて、わくわくした気分を疑似体験して
その現場の空気感を味わうことが本書の目的。

ただ、かなり個人的な話が多いので、
裏Future Scapeをある程度聴いて
人間関係を理解した上で読まないと
楽しさが十分伝わらないかもしれない。
それがちょっと残念。

かくいう私もこっそりサプライズは大好き。
秘かに準備して、相手が驚き、喜ぶ顔を見ると
本当に幸せな気分になれる。(*^_^*)

そういえば、EXILEのリーダーであるHIROさんも
サプライズ大好きで、メンバーの誕生日には
必ずサプライズプレゼントを準備することでも有名。

類は友を呼ぶ、というべきか、
すべてがあなたにちょうどよい、というべきか。
同じオーラを発している人に好感を感じるのか。

EXILEにも小山薫堂さんの周りにも
温かで幸せなオーラが満ちている。
人は「光」あるところに集まる。

ところで、今日更新された今週の裏Future Scapeでは、
自分が今週されたサプライズを楽しそうに告白している。(*^_^*)
それを聞いているだけでもこちらまで楽しくなってくる。
相方の柳井麻希さんとのコンビも最高。

2009年度ブックレビュー#55

5
マイブームの薫堂さんシリーズ第4弾。(^o^)

明日を変える近道明日を変える近道
著者:小山 薫堂
販売元:PHP研究所
発売日:2008-12-19
おすすめ度:3.5
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日常生活の至る所に存在する様々な分岐点において、
自分らしく楽しく生きていくための選択の指針
を提示する。
全6章、55個のヒント。
いつも通りの彼らしいポジティブな思考が
心を温かくする。(^o^)

個人的にも共感できるところが多い。
特に・・・
#10「いいことナルシスト」
#16「小さないいことでポイントを貯める」
#24「一緒にいて楽しい人になる」
#36「一日一恥」
#45「ゴールを決めない」
#47「正解は最後までわからない」
#53「経年優化」
のあたり。
左ページに上記のようなエッセンスを短い言葉でまとめ、
右ページにその解説という2ページ構成で読みやすい。

朝、何気なく1ページめくり、その時、目に飛び込んできた言葉を
「今日のモットー」とするといった、ソリティア(一人遊び)
を楽しみたい。(^o^)

2009年度ブックレビュー#53

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