Ordinary

日常生活の些細なことに幸せの種を見つけて楽しんでいる平凡なオヤジの視点

映画

初雪

今日は豊田遠征の予定だった。
しかし、天気が大荒れ。

関東地方が大雪だった先週末でさえ、
一片の雪も降らなかった当地方も
今日はさすがに降雪。
ただ9時には止んで、そのあとは一日中雨。
それでも一応、今年の初雪。

愛知県の中でも最東端に位置する我が地方は
本当に温暖でありがたい。
名古屋市は7センチほどの積雪だったらしい。
その間に位置する岡・豊田もそこそこ
積雪あるだろう。
とても怖くて走れない。

そこで予定を変更して自宅作業の一日。
幸いまだ出品できずに残っていた本が数十冊ある。

その出品作業に勤しむ。

午後にはそれも終わり、珍しく時間もできたので
ずっと見たかった映画をDVDで見る。


大沢たかおは大好きな男優。
相変わらず、実にうまい。
恋人役の石田ゆり子も予想以上に好演。感動した。
松村達雄の存在感が抜群。

結末がちょっと呆気なかったのが個人的には残念。
それでも2時間近く、私が飽きずに見られたのだから
いい映画といえるだろうな。(^_^)

永遠の05

永遠の0』を観てきた。
映画館で映画を見るなんてあの時以来。
6年ぶり。

本当は昨年末、封切りと同時に見に行きたかったが、
相当混雑しているとの噂。
わざわざ世間様が冬休みの時に自営業者の私が行くことはないだろう。
世間の休みが終わったところで見に行った次第。(笑)

その間に原作も読んだ、

非常に感動した。
450P程の大書なれど、とても読みやすく引きこまれ一気に読了。
同著者の「モンスター」も読みやすかったことを思い出す。

当時は知らなかったが、著者は放送作家。
あの「探偵ナイトスクープ」の作家であるらしい。
そのせいか、エンターテイメント性に優れている。
「読了後、読んでよかった、と言ってもらえることを第一義に考えている」
と、あるインタビューで述べていた。

さて、映画。
約2時間半の大作。
本も大作だったが、2時間半の映画にはたしてこの老体が耐えられるかどうか!?
つまらないTVなんてすぐ寝てしまう私。(^_^;)
相当おもしろくないと2.5時間なんて絶対耐えられない。

さて、結果は・・・


全くの杞憂に終わった。(^_^)
開始30分後から号泣開始。(笑)
その後、所々涙がおさまる時間はあるものの
概ね2時間はほぼ泣きまくり。(爆)

あの映画を見て、涙しない日本人なんているものか!!
いるとしたら性根が日本人でない証拠。
絶対、友だちになれない。

安倍総理も感極まって絶句したそうだが、
その気持よくわかる。

小さな自宅のTVではあの迫力は味わえない。
映画館が正解だった。
そもそも自宅では2.5時間も映像に集中できない。(^_^;)

原作とは若干設定が違っていたが、本流とは異なる箇所。
全く気にならなかった。

百田氏は本作品が小説家としての処女作だという。
それが8年前。
それ以降、何度も映画化の話があったが
脚本が納得いかずすべて断ってきたという。

自分自身でも脚本を書き始めたこともあったというが
どうしても書ききれず、もう映画化は諦めていたそうな。

そんなところに、今回の山崎貴・林民夫両氏からのシナリオに
いたく感動し、即快諾したという。

できた映画を見て、原作者自身、何度も泣いた
というから相当の出来栄えということだろう。

実際、原作と映画両方共に同じくらい感動できる作品は極めて少ない。
本作はその数少ない例外の一つと言っていい。


映画見終わった後、嫁と二人でお互いの顔を見ながら大笑いした。
とても人前には出られた顔でない、と。

ともかく。
本でも映画でどちらでもいい。
一人でも多くの方々に本作品は味わってほしい。

鑑賞後、背筋をぴんと伸ばして生きていこう、
そう思わずにはいられなくなる。
そんな素晴らしい作品である。

告白3

いまさらの感はあるものの、
数年前に話題だったあの映画を見てみた。


つまらない映画であれば15分で寝てしまう私が
100分間見続けることができたのだから、
面白くないわけではなかった。

次の展開を見ずにはいられない心境に引き込んでしまうのだから、
それはそれで見事というべきだろう。
ただ、ただ・・・・

見終えたあとのこの言うに言われぬ不快感は何だろう!?
登場人物の中に誰一人として共感できる者を
見つけることができない虚無感。
人間の暗部にのみ光を当てたアナーキー的人間観。

私の基準では「好きな」映画ではない。
が、印象にだけは妙に残るから性質(たち)が悪い。

話の種にはなった。
が、2度見たくなる映画ではない。

この映画が「日本アカデミー賞」を受賞したって!?
うーむ。
わからない。。。┐(´-`)┌

秒速5センチメートル5

私が大学で教えているパワーポイントの授業では
最終テストの代わりに、15枚以上のスライドを作成し、
皆の前で10分間プレゼンをしてもらうことになっている。

昨年までは「将来の夢」「私の街紹介」等、
こちらが選択した4つのテーマの中から1つを選択し、
それで発表してもらっていた。
ところが、そのテーマではイマイチ面白い作品が少ない。

そこで今年は一切制限せず、
自分の好きなテーマでプレゼンしてよい
スタイルに変更した。
そうしたら、自分の興味関心のあるものを自由に学生が
発表してくれて大変面白い発表会になった。

その中の一人の女子学生が教えてくれた人物。
新海誠。
1973年生まれとのことなので私より一回りも年下。
かなり有名な映像作家らしい。
全く存じ上げなかった。m(_ _)m

秒速5センチメートル」を彼女は取り上げた。
彼女のプレゼンは卓越しており、
新海誠の世界に多くの学生が引きこまれた。

私もすぐにレンタルして鑑賞した。
彼女から聴いていた通りの、切なく甘酸っぱい作品だった。
50過ぎの親父が言うのも気が引けるが、
胸がキュンとなる。(恥)
人には決して言えないが、私の大好きな世界。(大恥)

ストーリーの切なさも好きだが、もう一つ特筆すべきは
その映像の驚異的なまでの美しさ。
徹底的なリアリズムにこだわり、
細部まで恐るべき精確さで描ききっている。
それが余りに美しい。

描かれている感情世界とリアルな風景描写は
私の美的嗜好と100%一致。
彼の作品すべてを見たい。
小説も出ており、これまた評判がよい。
こちらも楽しみだ。

まだまだ世の中には自分の知らない楽しい世界が
たくさん残っているんだなぁ。
あぁ、幸せだ〜〜\(^o^)/


受験のシンデレラ5

著名な受験評論家である和田秀樹氏の初監督作品。


題名の通り、「受験」がテーマ。
全体の6割。
それ以外に、「緩和ケア」が3割。
「淡いラブストーリー」の要素も1割ほど占める。
どれも私の関心事なので、非常に興味深く鑑賞できた。

主人公である生徒役に寺島咲、塾講師役に豊原功補
おふたりとも派手さはないが演技は非常にうまく、
どちらも役柄にピッタリはまる。
すんなり感情移入できた。キャスティングの妙。

とくに大きなヒネリも予想外の展開もないが、
数々の受験テクニックや心構えは
受験を控えた者には大いに参考になるだろう。

それでも2時間という上映時間の絶対的な制約から
描ききれなかった受験テクニックをどうしても
伝えたいという思いで、映画製作後にそれを
小説として補足、出版している。

受験のシンデレラ
  • 和田秀樹
  • 小学館
  • 540円
Amazonで購入


この原作があって映画化されたものではなく、
映画の脚本を元に、情報を新たに補充追補して
小説を書いたという点は珍しいパターンだと思う。

小説も読んでみたが、確かに受験のテクニックが
小説のほうが緻密に書かれており、
「受験」に興味のある人には小説の方もぜひお薦めしたい。

ただ、少女と塾講師の出会いまでがやや冗長の感あり。(^^;)
映画とは出会い方が微妙に異なるが、大きな影響はない。
映画で大まかな人間関係が理解できていれば
最初の部分は割愛し、実際に講義の始まる95ページから読むのが
時間の節約になるだろう。

内容的には「ドラゴン桜」と重なる部分も多いが、
「死」が絡む分、こちらの方が全体としては重い印象を残す。
映画も小説も個人的には十分合格点を付けたい。

初監督にして、ここまでの作品に仕上げた、
和田監督の力量はお見事と言う他ない。

「受験」「勉強」をメインにしながらも、
本作のようなエンターテイメント性も兼ね備えた、
「青春受験小説」とも言うべき分野を
和田さんには開拓していただくことを切に願いたい。(^-^)


2010年度ブックレビュー#072

60歳のラブレター4



3組のミドルエイジ男女の結婚・恋愛生活の紆余曲折を描く。
3組のカップルの関係を描くというのでてっきり
オムニバス形式かと思いきや、一つの話に3組が
うまく絡み合い、同時並行的に進行していく。
場面の切り替えもメリハリがあってタイミングもよく、
飽きることなく映画に没入できた。

三者三様の人間模様ながら、十分ありえる設定で
自己投影しやすかった。

あちらを立てれば、こちらが立たない。
光が当たれば、影ができる。
どちらを選択しても完全にはなりえず、
きっと何かが欠けてしまう。
そんな悲しくも滑稽な人間風景を
3組のミドルエイジがとてもうまく表現していた。

中でも、イッセー尾形と綾戸智恵の魚屋夫婦は
絶妙な味わいを出していた。

ただ唯一残念だったのは、
一番の主役であるはずの中村雅俊。
彼は30年間家族を顧みず仕事一筋の会社人間で、
外に愛人作って熟年離婚・・・という役柄なのだが
私には彼のイメージはどうしてもマイホームパパ。
それがどうしても抜けなかった。(;´▽`A``
佐藤浩市あたりを使ってくれると入り込めたかな。

奥さん役の原田美枝子が地味な主婦役と
独身になってからの垢抜けた女性の雰囲気を
見事に演じ分けていただけに実に残念。

最後の原田の選択は個人的には?だが、
30年間一緒に連れ添ったものだけが
到達しうる境地なのかもしれない。

部分的には泣ける感動的な場面もあったし、
テンポよく見ることが出来た。
しかし、中村のキャスティングと
唐突なエンディングがちょっと興醒め。
他の2組のカップルの展望も含めて、
もう少し余韻を残してフェードアウトして欲しかった。
そのあたりを割り引いて、☆×4。



天国と地獄5



ご存知、黒澤明監督の代表作のひとつ。
1963年制作。
昔、何となく見た記憶もあるのだが、
詳細はほとんど覚えていない。(;´▽`A``

お気に入りのPodcast「日高晤郎 私の本棚」において、
日高晤郎氏によって絶賛されていたので
本作品の鑑賞を思い立つ。
彼は自分の美学において是々非々が非常に明確。
下手なものは世間がどんなに高く評価しようが糞味噌に貶すが
良いものに関してはトコトン褒める。
「天国と地獄」に関しては最大限の賛辞を送っていた。
彼がそこまでいうのなら見てみようと思った次第。
TSUTAYA DISCASでレンタル。

不思議なことに面白い映画っていうのは、
冒頭、途中、クライマックス、
どの10分をとっても絶対面白い。
本作もその例外でなく、
最初から最後まで全く息つく暇もないほどの
緊迫感・臨場感の連続。
ミステリー苦手な私をここまで没入させるのだか
その妙味は桁外れ。
さすが黒澤明の最高傑作と言われるだけのことはある。

キャスティングも素晴らしい。
三船敏郎・仲代達矢・三橋達也・加藤武・木村功・山崎努
など重厚な役者がこれでもかというほど顔を揃える。
江木俊夫が子役で、菅井きんが麻薬患者役で
出てきたのには笑えた。

あらすじに関してはこちらをご覧ください。

「天国と地獄」という言葉は
様々な側面のメタファーとして読める。
犯行の動機、身代金受け渡しのトリック、
犯人逮捕までの捜査過程、全てに納得がいく。
それらが見事にエンディングに向けて収束していく。

この映画は見ておいて損はないです。
万一ご覧になっていない方には絶対オススメの一作。
こんな傑作を今まで見ていなかった自分が
恥ずかしい。

サウンド・オブ・ミュージック5

息子が学校でリスニング教材として聴き、
興味を持ちぜひ全部を見てみたいというので、
【TSUTAYA DISCAS】でレンタル。

サウンド・オブ・ミュージック 製作40周年記念版 (ファミリー・バージョン)
ジュリー・アンドリュース
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン ( 2008-04-18 )
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

ジュリー・アンドリュースが草原で歌うシーンや
「ドレミの歌」など断片的にはいくつかの
有名なシーンは知っているものの全体を通して
見たことが私も一度もなかったので、
楽しみにしてみた。

今さらながらですが・・・
大感動!パチ☆\\ ̄ー ̄)( ̄ー ̄//☆パチ

ミュージカルなんて見たことなかったが、
様々に錯綜するラブストーリーと忍び寄るナチスドイツの恐怖。
その波乱万丈を悲喜交交の歌で見事に織りなしている。
何度も感涙したのは涙腺の緩い私なら当然のこと。
(開き直り)
3時間近い大作だが、長さは全く感じさせない。
ミュージカル映画の中の傑作中の傑作
といわれる所以が良くわかった。
古典の名に相応しい。
休日の一日を家族皆で楽しめた。
音楽好きな一家には最高のエンターテインメントでした。
(^人^)感謝♪



ジェネラル・ルージュの凱旋5


前作『チームバチスタの栄光』は映画館に足を運んだが、
続編は見ようと思いつつ、見逃した。
やっと、DISCASでレンタルすることができた。

ジェネラル・ルージュの凱旋 [DVD]
竹内結子, 阿部寛, 堺雅人, 羽田美智子, 山本太郎
TCエンタテインメント ( 2009-09-09 )
おすすめ度:アマゾンおすすめ度


本作は「堺雅人」の一人舞台と言っていい。
阿部寛と竹内結子も無論いい味だしているが、
すべて「刺身のツマ」状態。
それほど、堺雅人の存在感は圧倒的。
ウマイ!

TVドラマを殆ど見ないので
他にどんな作品に出演されているか全く存じ上げないが、
久しぶりに強烈なオーラを発する俳優を見た。

『チームバチスタ』と比べると、謎解き要素は少ないが、
それでもあのドンデン返しは思わず唸る。
後半からは医療現場の過酷な現状を訴えた問題提起の様相を呈する。

ハッピーエンドも私好み。(^-^)
「ジェネラル・ルージュ」の名の由来も粋。

今回もEXILEの曲がエンドロールで流れた。
『僕へ』というバラード。こんな曲。


『チームバチスタ』と『ジェネラルルージュ』の
どちらがいいかで鋭く意見が対立しているが、
個人的にはどちらも面白い。(^-^)
前者は謎解きが主で、AIの問題が従だったが、
今回は医療現場の問題点を描くことがメインで、
謎解きがサブ、という感じ。
どちらも一流のエンターテインメントに仕上がっている。
一見の価値あり。

尚、本作とは直接関係ないが、著者の海堂尊氏がPodcastで
ご自身の立ち位置を快活に語っておられる。
非常に気さくな方で頭の柔らかさを感じる。
興味のある方はこちらからどうぞ。



パッチ・アダムス5

昨年放送された『アンビリバボー』でホスピタル・クラウンとして
登場されたハンターアダムスさんの話に感銘を受けたので、
レンタルしてみた。

パッチ・アダムス [DVD]パッチ・アダムス [DVD]
出演:ロビン・ウィリアムス
販売元:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日:2009-03-12
おすすめ度:5.0
クチコミを見る


「笑い」による免疫効果に着目し、道化師役で
入院患者に笑いを届けてまわる「ホスピタル・クラウン」。
その世界最初の人と言われているハンターアダムスさんが主人公。
今でこそ「笑い」の免疫効果は科学的にも実証されているが
それを1980年代にすでに気づき、実践している。
慧眼恐るべし。

映画では、彼が「ホスピタルクラウン」になるまでの波乱万丈を描く、
のかと思ったら全然違った!!
彼の大学時代を主に描く。
彼は医学部を卒業した立派な医者だった!

自殺未遂をしてしまうほど人生に行き詰まっていた彼が
精神病院で同室となった患者とのヤリトリからヒントを得て、
人生の目標を悟り、医者として生きる決心をする。
しかし、普通の医者ではない。
患者と同じ目線に立ち、「笑い」で病を癒す心のドクター。

余りに過激な発想のため、
既存の権威主義的な立場からは激しい妨害を受ける。
危うく放校されそうになるが、圧倒的な熱意とユーモアで乗り切る。
映画で描かれているのは大学卒業までで、
ホスピタルクラウンへの過程は一切描かれないが
医大生時代まででもその萌芽は充分見られる。

主人公ハンターアダムスさんを演じるのは、
名優ロビン・ウィリアムズ。
既存の枠組みからはみ出してはいるが、
人間味あふれる魅力的な人物を演じさせれたら
彼の右にでるものはいまい。
いまを生きる』のキーティング先生が
そのまま医者になったようなもの。

久しぶりに感動して泣くことができた。
笑うことも健康にいいが、泣くことも体の浄化に役立つ。
映画では言っていないけれど・・・(^^;)

感謝される。
喜ばれる。
それが一番の幸せ、
一番の喜び。
「他の存在から喜ばれる存在」になること
それが魂(エクサピーコ)のプログラム。

【小林正観】う・た・し ごよみ #17
このことを自らの人生で証明した人、ハンターアダムスさん。
別名はパッチ・アダムス。
「パッチ」とは「つぎあて・あて布」のこと。
その名の由来は映画を見てのお楽しみ。(*^^)
プロフィール


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